新田 敏之 2th page

未分類 2026年10月9日

アレルギー対応を「できる人」に任せない|安心を再現する店の仕組み

2026年9月10日、ゼンショーホールディングスは、同年7月に食物アレルギーに関する研究会「FoodAllergyStudyForum2026」を初開催したと公表しました。国内外の研究者、食品事業者、消費者団体など32名が参加し、健康被害の現状、国際的な規格の動向、食品事業者に求められる実践などを学び合ったとしています。 大手企業には専門部署や全商品を管理する仕組みがあります。小さな飲食店が同じ規模の体制を持つことはできません。しかし、資本力で正面から競う必要もありません。自店ができることとできないことを明確にし、原材料の情報、注文、調理、提供、緊急時の判断を一つの流れにすることはでき……

人件費と店舗運営 2026年10月7日

単身世帯4割時代、飲食店は誰の夕食を支えるのか|食アクセスと利益をつなぐ店の設計

単独世帯が41.4%となった日本で、飲食店は一人客向けの席や小盛りを増やすだけでよいのでしょうか。人口減少、家計の実質減、食品アクセス、人手不足をつなぎ、来店・注文・持ち帰りまでの摩擦を利益と地域の信頼へ変える現場設計を考えます。

未分類 2026年10月2日

減塩を「薄味」にしない|健康を自然に選べる店は、味を仕組みにする

2026年9月25日、厚生労働省が推進する「健康的で持続可能な食環境戦略イニシアチブ」は、11月6日に「オープンフォーラム2026」を開催すると公表しました。テーマは、食環境づくりを通じた企業と社会の価値創出です。食品製造、流通、メディア、金融機関など45の事業者が参画し、健康的な選択を個人の努力だけに任せず、選びやすい環境そのものを作ろうとしています。 このニュースを、小さな飲食店が「大企業の健康プロジェクト」として遠くから眺める必要はありません。毎日のメニュー、仕込み、味見、声かけ、注文の取り方は、すべてお客様の選択を形づくる食環境だからです。 RBRは、減塩を単なる数値目標や味の我慢とし……

未分類 2026年9月29日

飲食店売上5.9%増、働く人は0.9%減|忙しさを成長と呼ばない店の設計

総務省統計局は2026年9月24日、「サービス産業動態統計調査」2026年7月分速報を公表しました。サービス産業全体の売上高は前年同月比5.0%増。そのうち飲食店は5.9%増えた一方、飲食店の事業従事者数は0.9%減りました。 売上が伸び、働く人が減っている。この数字は、一見すると「少人数で生産性が上がった」ように見えます。しかし、売上は経費を差し引く前の金額であり、事業従事者数だけでは労働時間や現場の負担、提供品質までは分かりません。 RBRが考えたいのは、人を減らして数字を整える方法ではありません。限られた人数でも、店が約束する価値を繰り返し届け、利益と働く人の時間を守れるか。そのための判……