飲食店は、いつからこんなに“手数料”を払う商売になったのか。
Restaurant Business Reform または 飲食店経営改善ブログ

~売上500万円でも利益が残らない。本当の原因は「手数料」かもしれない~
第0章 はじめに|売上が入るたびに、誰かに数%を払う時代

飲食店で、1,000円の商品が売れる。
昔なら、現金1,000円がそのままレジに入りました。
でも今は、そう単純ではありません。
キャッシュレスで売れれば、決済手数料。
デリバリーで売れれば、販売手数料。
予約サイトからお客様が来れば、送客手数料。
さらに店を運営するために、
POSレジ、モバイルオーダー、予約システム、LINE配信、広告。
一つひとつは便利です。
実際、これらのサービスによって店の運営は楽になり、売上を作る方法も増えました。
ただ、その一方で思うんです。
飲食店って、いつからこんなに「手数料」を払う商売になったんやろう。
商品が売れる。
そのたびに数%。
また別のサービスでも数%。
月額で数千円、数万円。
気づけば、売上の周りにたくさんの会社がいて、それぞれに少しずつお金を払っています。
もちろん、手数料そのものが悪いわけではありません。
それ以上の価値を生んでくれるなら、払う意味はあります。
問題は、
「数%だから」と、一つひとつを軽く考えてしまうことです。
飲食店はただでさえ、
食材費、人件費、家賃、水道光熱費。
そこから利益を残す商売です。
そこへ新しく、さまざまな手数料が入り込むようになった。
では、この「数%」が積み重なったとき、
飲食店の利益は実際にどれくらい削られているのでしょうか。
今回は、
飲食店の利益構造が、いつの間にどう変わったのか。
そして、便利なサービスを使いながら利益を残すには、経営者は何を見なければならないのか。
ここを考えていきます。
店を気に入って戻ってくれるお客様にも、予約のたびに送客手数料を払い続ける必要があるのか。こちらの英語動画では、新規集客に払う費用と再来店時の費用を分けて考え、店で直接予約や注文を受ける方法を紹介しています。
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この記事を書いた人 Wrote this article
新田 敏之 RBR合同会社 統括 / 男性
RBR(Restaurant Business Reform)代表。 鉄板焼きの現場で25年。 これまで数多くの飲食店の立て直しを中心とした経営改善に携わり、売上改善、商品開発、人材育成、オペレーション構築、デリバリー事業の立ち上げなど、現場に入りながら支援を行ってきました。 現在は「ガブ飲み食堂」を運営しながら、主力商品の開発・ソースや商品の卸事業、デリバリーFC事業の展開、そして飲食店の経営改善支援を行っています。 このブログで発信するのは、机上の理論ではありません。 すべて現場で試し、失敗し、改善を繰り返してきた実践知です。 料理だけでは、お店は続きません。 利益が残る仕組み、人が育つ環境、お客様に選ばれ続ける理由。 私は、その「経営」を一人でも多くの飲食人に届けたいと考えています。 飲食店を増やしたいわけではありません。 利益が残る飲食店を、一店舗でも増やしたい。 その想いを胸に、今日も現場で挑戦を続けています。