競争相手を間違えた店から潰れていく。バーガーキングとマクドナルドが教えてくれる、本当の競争戦略。
Restaurant Business Reform または 飲食店経営改善ブログ

1.バーガーキングは本当にマクドナルドをライバルだと思っているのか。

ハンバーガーと聞いて、
最初に思い浮かぶ店はどこでしょうか。
多くの人は、
マクドナルド
と答えるでしょう。
そして次に、
バーガーキング。
だから私たちは、
「バーガーキングはマクドナルドと戦っている」
と思いがちです。
確かに、
どちらもハンバーガーチェーンです。
ポテトがあり、
ドリンクがあり、
セットメニューがある。
業態だけ見れば、
同じ市場で戦っているように見えます。
しかし、
経営という視点で見ると、
話は少し違ってきます。
強い企業ほど、
「同じ商品を売っている会社」
をライバルとは考えません。
本当に見ているのは、
「お客様が、どんな理由で自分たちを選ぶのか」
です。
例えばマクドナルド。
マクドナルドは、
単にハンバーガーを売っている会社ではありません。
朝食。
昼食。
子どもとの休日。
学校帰り。
仕事の合間。
ドライブスルー。
アプリのクーポン。
デリバリー。
あらゆる生活シーンに入り込むことで、
日本で最も思い出される外食ブランドの一つになっています。
一方でバーガーキングは、
同じことを目指しているのでしょうか。
もし同じ土俵で、
店舗数も、
広告費も、
ブランド力も上回るマクドナルドに真正面から挑めば、
勝負は非常に厳しくなります。
では、
バーガーキングは何を武器にし、
誰と戦おうとしているのでしょうか。
実はここに、
中小飲食店にも通じる重要なヒントがあります。
競争とは、
同じ料理を作ることではありません。
「誰に、どんな理由で選ばれる存在になるのか。」
この設計こそが、
飲食店経営の本当の競争なのです。
この記事では、
バーガーキングの戦略を通して、
「競合とは誰なのか」
という視点から、
飲食店経営を考えていきます。
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この記事を書いた人 Wrote this article
新田 敏之 RBR合同会社 統括 / 男性
RBR(Restaurant Business Reform)代表。 鉄板焼きの現場で25年。 これまで数多くの飲食店の立て直しを中心とした経営改善に携わり、売上改善、商品開発、人材育成、オペレーション構築、デリバリー事業の立ち上げなど、現場に入りながら支援を行ってきました。 現在は「ガブ飲み食堂」を運営しながら、主力商品の開発・ソースや商品の卸事業、デリバリーFC事業の展開、そして飲食店の経営改善支援を行っています。 このブログで発信するのは、机上の理論ではありません。 すべて現場で試し、失敗し、改善を繰り返してきた実践知です。 料理だけでは、お店は続きません。 利益が残る仕組み、人が育つ環境、お客様に選ばれ続ける理由。 私は、その「経営」を一人でも多くの飲食人に届けたいと考えています。 飲食店を増やしたいわけではありません。 利益が残る飲食店を、一店舗でも増やしたい。 その想いを胸に、今日も現場で挑戦を続けています。