スモール飲食開業。月商120万円で生き残れるのか。

Restaurant Business Reform または 飲食店経営改善ブログ

スモール飲食開業。月商120万円で生き残れるのか。
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間借り・デリバリー・テイクアウトを現役経営者が本気で考えてみた。

1.なぜ今、スモール開業が増えているのか

近年、「小さく始める飲食店」が急速に増えています。

間借り営業、テイクアウト専門店、デリバリー専門店など、以前なら「本格的な開業ではない」と考えられていた業態が、今では一つの経営戦略として選ばれるようになりました。

その背景には、飲食業界を取り巻く環境の大きな変化があります。

スモール開業が増えている4つの理由

要因内容
開業資金の高騰内装工事費や厨房機器、設備価格が上昇し、以前より多額の資金が必要になった。
融資への不安金利上昇や審査への不安から、多額の借入を避けたい人が増えている。
飲食店の倒産増加飲食店の倒産件数は近年高い水準で推移しており、「大きく始めること」への警戒感が強まっている。
リスクを抑えたい最初から大型店舗ではなく、小さく始めて市場を確認したいという考え方が広がっている。

つまり、多くの人が目指しているのは「大きな成功」ではありません。

「大きな失敗をしないこと」です。


昔の開業と今の開業は考え方が違う

以前は、

「できるだけ良い立地を借りる。」

「席数を増やす。」

「借入をして大きくスタートする。」

これが飲食店開業の王道でした。

しかし現在は、その常識が変わり始めています。

「最初から成功を狙う」のではなく、「失敗しても立て直せる状態を作る」。

この考え方が、スモール開業という選択肢を後押ししています。


しかし、本当にスモール開業は有利なのでしょうか

ここで一つ疑問があります。

小さく始めれば、本当に利益は残るのでしょうか。

間借り営業。

デリバリー専門店。

テイクアウト専門店。

それぞれ初期投資は抑えられますが、利益構造はまったく違います。

開業資金だけを見て業態を選ぶと、思わぬ落とし穴にはまることもあります。

そこで次章では、月商120万円・夫婦営業・無借金という同じ条件で、それぞれの業態が実際にどれくらい利益を残せるのかを検証していきます。


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この記事を書いた人 Wrote this article

新田 敏之

新田 敏之 RBR合同会社 統括 / 男性

RBR(Restaurant Business Reform)代表。 鉄板焼きの現場で25年。 これまで数多くの飲食店の立て直しを中心とした経営改善に携わり、売上改善、商品開発、人材育成、オペレーション構築、デリバリー事業の立ち上げなど、現場に入りながら支援を行ってきました。 現在は「ガブ飲み食堂」を運営しながら、主力商品の開発・ソースや商品の卸事業、デリバリーFC事業の展開、そして飲食店の経営改善支援を行っています。 このブログで発信するのは、机上の理論ではありません。 すべて現場で試し、失敗し、改善を繰り返してきた実践知です。 料理だけでは、お店は続きません。 利益が残る仕組み、人が育つ環境、お客様に選ばれ続ける理由。 私は、その「経営」を一人でも多くの飲食人に届けたいと考えています。 飲食店を増やしたいわけではありません。 利益が残る飲食店を、一店舗でも増やしたい。 その想いを胸に、今日も現場で挑戦を続けています。