
- 1. 1.人件費は、本当に悪者なのでしょうか?
- 1-1. 2.利益率は上がる。でも、店の未来は小さくなる。
- 1-2. 3.大手は、これからさらに機械化する
- 1-3. 4.では、中小飲食店は何で戦うのか
- 1-4. 5.インバウンド時代、日本のおもてなしは武器になる
- 1-5. 6.機械化が進むほど、接客への期待は高くなる
- 1-6. 7.人件費ではない。「人材投資」である
- 1-7. 8.人件費を増やせば、店が強くなるわけではない
- 1-8. 9.人を雇うのではない。人を育てるのである
- 1-9. 10.「育てたら辞める」は、本当に損なのでしょうか。
- 1-10. 11.経営者の仕事は、人件費を削ることではない
- 1-11. 12.お客様は、スタッフ一人を見て店全体を判断している
- 1-12. 13.まとめ
1.人件費は、本当に悪者なのでしょうか?

飲食店経営で真っ先に見直されるのが、人件費です。
人を減らす。
シフトを削る。
一人で営業する。
確かに、その瞬間だけを見れば利益率は改善します。
固定費は下がり、数字だけを見れば経営は良くなったように見えるでしょう。
だから多くの経営者は、
「まずは人件費を削ろう」
と考えます。
しかし、本当に店は強くなったのでしょうか。
私は、そうは思いません。
なぜなら、人件費を削ることで失われるものは、数字には現れにくいからです。
料理の提供が少し遅くなる。
笑顔が減る。
掃除が雑になる。
お客様との会話が減る。
新人教育をする時間がなくなる。
SNSの更新も止まる。
こうした小さな変化は、一日では売上に表れません。
しかし、それが積み重なることで、お客様は少しずつ離れていきます。
「最近なんとなく雰囲気が違う。」
「前より居心地が悪くなった。」
その”なんとなく”の積み重ねこそが、お店の魅力を削っていくのです。
つまり、人件費は単なるコストではありません。
お客様に価値を届けるための投資でもあるのです。
もちろん、人を増やせばいいという話ではありません。
大切なのは、人件費を減らすことではなく、人が生み出す価値を最大化すること。
そして、その考え方こそが、機械化時代の飲食店経営で最も重要になると私は考えています。
2.利益率は上がる。でも、店の未来は小さくなる。

人件費を削れば、利益率は改善します。
それは事実です。
しかし、その数字だけを見て安心してしまうのは危険だと私は思っています。
人件費を削ることで、本当に失われるものは利益率には表れないからです。
一人で回せる店には限界があります。
売上には天井がある。
営業時間にも限界がある。
新しい商品を考える時間もない。
スタッフを育てる余裕もない。
SNSを更新する時間もない。
店を改善する時間もなくなる。
つまり、人件費を削るということは、人を減らすだけではありません。
未来をつくる時間まで削ってしまうということです。
私は、利益率だけを追いかける経営には限界があると思っています。
例えば、人件費率を30%から25%まで下げられたとしても、売上が変わらなければ利益額が劇的に増えるわけではありません。
しかし、人が育ち、接客が良くなり、お客様の満足度が上がり、リピーターが増え、売上そのものが伸びればどうでしょうか。
人件費率が多少高くても、利益額は大きく増えていきます。
飲食店が銀行へ返済するのも、
設備投資をするのも、
新しい店を出すのも、
使えるのは利益率ではありません。
利益額です。
だから私は、
利益率を守るために人を減らす経営より、
利益額を増やすために人を活かす経営の方が、長く生き残れると考えています。
そして、ここで勘違いしてはいけないことがあります。
私は、人件費を増やせと言いたいわけではありません。
人件費を減らすことが正解でもなければ、
人件費を増やすことが正解でもありません。
本当に目指すべきなのは、
人が生み出す価値を最大化することです。
教育されたスタッフが、お客様に感動を届ける。
その接客がリピーターを生み、口コミを生み、売上を伸ばしていく。
そうして初めて、人件費は「コスト」ではなく「利益を生む投資」へと変わります。
これからの機械化時代に必要なのは、
人件費を削る経営でも、
人件費を増やす経営でもありません。
人が生み出す価値を最大化する経営です。
そして、この「人にしか生み出せない価値」こそが、これから中小飲食店が大手と戦うための最大の武器になると、私は考えています。
3.大手は、これからさらに機械化する

これから機械化が進むのは、主に大手チェーンです。
セルフレジ。
モバイルオーダー。
配膳ロボット。
AIによる予約対応やシフト管理。
人手不足が深刻になるほど、大手企業は設備投資によって生産性を高めていくでしょう。
これは、人件費を抑えるためだけではありません。
人が集まりにくい時代でも、安定したサービスを提供するための経営戦略です。
一方で、個人店や中小の飲食店が、同じような設備投資を次々と行うのは現実的ではありません。
資金力も違います。
店舗数も違います。
だから、大手と同じ戦い方をする必要はないのです。
むしろ経営者が考えるべきなのは、
「大手に勝つ方法」ではなく、「大手と違う価値をつくる方法」です。
私は、この違いを理解することが、これからの飲食店経営で最も重要になると考えています。
大手は資本を武器に戦う。
では、中小飲食店は何を武器に戦うのか。
その答えが、次の章でお話しする「人」の価値です。
4.では、中小飲食店は何で戦うのか

大手が設備投資で競争力を高めていくなら、
中小飲食店は何を武器にすればいいのでしょうか。
価格でしょうか。
店舗数でしょうか。
広告費でしょうか。
私は違うと思っています。
中小飲食店最大の武器は、「人」です。
料理を運ぶこと。
注文を取ること。
会計をすること。
こうした仕事の一部は、これから機械に置き換わっていくでしょう。
しかし、
お客様の表情を見て声をかけること。
常連のお客様の名前や好みを覚えること。
子ども連れのご家族へ、さりげなく気を配ること。
「また来たい」と思っていただける空気をつくること。
これらは、人にしかできない仕事です。
しかも、個人店や中小飲食店は、お客様との距離が近いという強みがあります。
マニュアルだけでは生まれない会話。
店主の人柄。
スタッフとの信頼関係。
そうした積み重ねが、「この店だから来る」という理由になります。
大手と同じ戦い方をする必要はありません。
むしろ、大手には真似しにくい価値を磨くことこそが、中小飲食店の生き残る道だと私は考えています。
5.インバウンド時代、日本のおもてなしは武器になる

日本はこれから、人口減少がさらに進んでいきます。
その一方で、政府は2030年までに年間6,000万人の訪日外国人旅行者を目標に掲げています。
つまり、これからの飲食店は、日本人のお客様だけを相手にする時代ではなくなっていくのです。
世界中から人が集まる国になれば、日本の飲食店が持つ価値も変わります。
料理がおいしい店は、世界中にあります。
価格が安い店もあります。
しかし、日本が世界から評価され続けてきたものがあります。
それが、「おもてなし」です。
笑顔で迎えること。
細かな気配り。
清潔な店内。
居心地の良い空間。
お客様一人ひとりを大切にする接客。
こうした体験は、一朝一夕で真似できるものではありません。
そして、この価値は、大手チェーンだけのものではありません。
むしろ、店主やスタッフとの距離が近い個人店や中小飲食店だからこそ、本当のおもてなしを届けられる場面は数多くあります。
海外から来たお客様にとって、日本での食事は「料理を食べる時間」ではありません。
日本という国を体験する時間でもあります。
料理の味だけではなく、
店の雰囲気。
スタッフの気遣い。
何気ない一言。
そうしたすべてが、「日本で食事をして良かった」という思い出になります。
大手は設備投資によって効率を高めていくでしょう。
しかし、中小飲食店には、それとは違う価値があります。
人とのつながり。
店主の人柄。
その店にしかない空気。
それらを武器にできるのは、小さな飲食店だからこそです。
だから私は、インバウンド時代が進むほど、中小飲食店の「人」が持つ価値は、さらに高くなると考えています。
そして、その価値は次の章でお話しするように、日本人のお客様に対しても、これまで以上に重要になっていくのです。
6.機械化が進むほど、接客への期待は高くなる

これから、大手チェーンの機械化はさらに進んでいくでしょう。
注文はタブレット。
会計はセルフレジ。
配膳はロボット。
AIが予約を受け、シフトまで作る時代も遠くありません。
これは悪いことではありません。
人手不足が続く日本では、必要な進化です。
しかし、その一方で、私が注目していることがあります。
人の温かさに触れる機会が、日常から少しずつ減っていくことです。
平日は仕事帰りにセルフレジで買い物をする。
飲食店ではタブレットで注文する。
会計も機械が行う。
効率的で便利です。
でも、人と接する機会は確実に少なくなります。
だからこそ、休日や家族との食事、友人との外食では、
「今日は気持ちのいい接客を受けたい。」
「人の温かさを感じたい。」
そう思うお客様は、これから確実に増えていくと私は考えています。
そして、ここからが重要です。
期待が高まるということは、失望も大きくなるということです。
人との触れ合いを求めて個人店へ来たお客様が、
無愛想な接客を受けたらどうでしょうか。
料理がおいしい、おいしくない以前に、
「思っていた店じゃなかった。」
「この店はもういいかな。」
そんな印象だけが残ってしまいます。
つまり、これからの時代は、
接客が良い店の価値が上がるだけではありません。
接客が悪い店ほど、お客様を失望させる時代になるのです。
大手の機械化が進めば進むほど、
中小飲食店には「人だからこそできる価値」が強く求められるようになります。
だから私は、大手と同じように機械化を競う必要はないと思っています。
むしろ磨くべきなのは、
お客様の名前を覚えること。
表情の変化に気づくこと。
料理を置くときの一言。
帰り際の「ありがとうございました」。
そんな、人にしか届けられない価値です。
これからの飲食店経営で競争力になるのは、
機械より速く動けることではありません。
機械には決して真似できない、人の温かさを届けられること。
私は、それこそが機械化時代の中小飲食店に残された、最も大きな競争力だと考えています。
7.人件費ではない。「人材投資」である

私は、人件費という言葉があまり好きではありません。
「費」という文字が入った瞬間、人はそれを削る対象として考えてしまうからです。
もちろん、人件費は経営にとって大きな支出です。
数字を管理することも大切です。
しかし、人件費を減らすことだけを目的にした経営は、店の未来まで削ってしまいます。
教育をやめる。
笑顔が減る。
接客が雑になる。
常連が離れる。
口コミが減る。
そして売上も落ちていく。
これでは、人件費を削って利益を残したつもりが、店の競争力そのものを失ってしまいます。
これから大手チェーンは、設備投資によって効率を高めていくでしょう。
だからこそ、中小飲食店が投資すべきものは違います。
それは、人です。
スタッフを育てること。
気持ちよく働ける環境を作ること。
「また来たい」と思われる接客を積み重ねること。
その積み重ねが、お客様から選ばれる理由になります。
人件費は、削るためにある数字ではありません。
未来の利益を生み出すための投資です。
私は、利益が出続ける飲食店を増やしたいと思っています。
そのためには、機械と戦う必要はありません。
大手と同じ土俵で勝負する必要もありません。
中小飲食店には、人という最大の武器があります。
だから私は、人件費を削る経営ではなく、人に投資する経営を選びます。
それが、機械化時代を生き残る中小飲食店の条件だと、私は信じています。
8.人件費を増やせば、店が強くなるわけではない

ここまで読むと、
「では、人を増やせばいいのか。」
そう思うかもしれません。
しかし、私はそうは考えていません。
人件費をかけることと、
人の価値を高めることは、
まったく別の話です。
人数だけ増やしても、
接客が悪ければ意味がありません。
教育されていないスタッフが増えれば、
むしろ店の印象は悪くなります。
指示を待つだけ。
お客様を見ていない。
忙しくなると態度に出る。
スタッフ同士で話してばかりいる。
そんな人が何人いても、
店の競争力にはなりません。
人件費は、人数に払うものではありません。
お客様に価値を届ける力に払うものです。
一人でも、
店全体を見て動ける人。
お客様の表情から困りごとに気づける人。
忙しいときほど笑顔を失わない人。
新人を育てられる人。
常連のお客様との関係を深められる人。
そういう人がいる店は強い。
逆に、人数は多くても、
誰もお客様を見ていない店は弱い。
だから経営者が考えるべきなのは、
何人減らせるかではありません。
何人いれば、
最高の営業ができるのか。
その人たちに、
どんな役割を持たせるのか。
どうすれば、
一人ひとりの価値を高められるのか。
そこまで設計して、初めて人件費は投資になります。
ただ人を置くだけなら、それはコストです。
しかし、
人を育て、
役割を与え、
お客様に価値を届けられる状態を作るなら、
それは利益を生む投資になります。
人件費を削るか、増やすか。
本当の問題は、そこではありません。
その人件費が、店の価値に変わっているか。
経営者が見るべきなのは、その一点です。
9.人を雇うのではない。人を育てるのである

機械は、買ったその日から同じ仕事をしてくれます。
しかし、人は違います。
採用しただけでは、
競争力にはなりません。
教育して初めて、
店の力になります。
だから私は、
人件費よりも教育費の方が大切だと思っています。
接客を教える。
料理を教える。
掃除を教える。
考え方を教える。
なぜ、その仕事をするのかを教える。
この積み重ねが、
お客様に伝わるサービスを作っていきます。
教育には時間がかかります。
すぐに利益は出ません。
だから、多くの店は忙しくなると教育を後回しにします。
しかし、その積み重ねが一年後、三年後には大きな差になります。
教育を続けた店は、
スタッフが育ちます。
常連が増えます。
店の文化が生まれます。
教育を止めた店は、
毎年同じ失敗を繰り返します。
新人が辞める。
接客が安定しない。
店の雰囲気も良くならない。
そして、「人が足りない」と言い続けます。
私は、人手不足なのではないと思っています。
人が育つ仕組みが不足している店が多いのです。
だから経営者の仕事は、
人を集めることだけではありません。
人が成長し、お客様に価値を届けられる環境を作ること。
それこそが、中小飲食店が機械化時代を生き抜くための、本当の経営だと私は考えています。
10.「育てたら辞める」は、本当に損なのでしょうか。

経営者と話をしていると、
こんな言葉をよく聞きます。
「せっかく育てても辞めてしまう。」
だから教育に時間をかけたくない。
難しい仕事は任せたくない。
最低限だけ教えればいい。
そう考える経営者も少なくありません。
しかし、私は逆だと思っています。
育てない人が店に残る方が、よほど怖い。
仕事を覚えない。
考えない。
成長しない。
それでも毎日働き続ける。
そんな状態では、お客様に価値を届けることはできません。
もちろん、育てたスタッフが独立したり、転職したりすることもあるでしょう。
でも、それは失敗でしょうか。
私はそうは思いません。
その人が店で学び、
次の人生へ進んでいく。
それも飲食店の大切な役割だと思っています。
そして不思議なことに、
人が育つ店には、また成長したい人が集まります。
反対に、
人を育てない店には、成長したい人は集まりません。
教育にはコストがかかります。
しかし、教育しない代償の方が、はるかに大きい。
だから私は、
「辞めるから育てない」のではなく、
「育つ店だから、人が集まり続ける」
そんな店を目指すべきだと考えています。
11.経営者の仕事は、人件費を削ることではない

経営者の仕事は、人件費を削ることではありません。
人が利益を生み出せる仕組みを作ることです。
どんなに優秀なスタッフでも、
教育されなければ力を発揮できません。
どんなに接客が好きな人でも、
評価されなければ成長は止まります。
どんなに頑張る人でも、
働く環境が悪ければ辞めてしまいます。
つまり、利益を生み出すのは「人」ですが、
その人が力を発揮できるかどうかは、経営者次第なのです。
私は、人件費率だけを見て経営判断をすることに違和感があります。
本当に見るべきなのは、
その人件費が、お客様の満足につながっているのか。
スタッフの成長につながっているのか。
店の未来につながっているのか。
そこです。
数字は大切です。
しかし、数字だけでは店は強くなりません。
数字の裏側にいる「人」を見続ける経営者だけが、長く利益を出し続ける店を作ることができます。
だから私は、人件費を削ることよりも、
人が輝ける環境を設計することこそ、経営者の仕事だと考えています。
12.お客様は、スタッフ一人を見て店全体を判断している

お客様は、厨房の中を知りません。
人手不足なのか。
新人教育中なのか。
店長が休みなのか。
経営者がどれだけ苦労しているのか。
そんな事情は、お客様には関係ありません。
お客様が見ているのは、目の前のスタッフです。
「いらっしゃいませ。」
その一言。
料理の置き方。
笑顔。
気配り。
帰り際の「ありがとうございました」。
その数分間の体験だけで、
「また来たい。」
「この店はいい店だった。」
あるいは、
「もう来なくていい。」
そう判断されます。
つまり、一人のスタッフが、店全体のブランドを背負っているのです。
だから私は、接客をホールスタッフだけの仕事だとは思っていません。
厨房の雰囲気も接客です。
店長の言動も接客です。
経営者の考え方も接客です。
厨房がギスギスしていれば、その空気は料理に表れます。
店長がスタッフを大切にしなければ、その姿勢はお客様への接し方にも表れます。
経営者がお客様を第一に考えなければ、その文化は店全体に広がっていきます。
接客とは、テクニックではありません。
店の文化そのものです。
そして、その文化を設計する責任者は経営者です。
だから経営者が見るべきなのは、人件費率だけではありません。
その人件費によって、
スタッフは成長しているのか。
お客様は満足しているのか。
「この店だから来たい」と思っていただける理由が増えているのか。
そこを見るべきです。
ブランドとは、看板やロゴではありません。
広告でもありません。
お客様が接する一人ひとりのスタッフです。
だから、人を育てることは、ブランドを育てることでもあります。
人件費を削る経営ではなく、
人を育て、人が価値を生み出し、その価値がお客様から利益として返ってくる仕組みをつくる。
それが、私の考える飲食店経営です。
そして、機械化が進む時代だからこそ、その価値はこれからますます大きくなっていくと、私は信じています。
13.まとめ

人件費は、経営を苦しめるコスト。
そんな時代があったのは事実です。
だから多くの飲食店は、
人を減らす。
シフトを削る。
一人で営業する。
そんな努力を続けてきました。
しかし、時代は変わりました。
これから大手チェーンは、資本を使って機械化を進めていくでしょう。
その戦い方は、大手だからできることです。
一方、中小飲食店が同じ戦い方をしても勝てません。
だからこそ、人で勝負するしかないのです。
お客様は、人を求めて個人店へ来ます。
温かい接客。
居心地の良い空間。
「また来たい」と思える時間。
それらは、機械では作れません。
だから、人件費は削るものではなく、
お客様から選ばれる理由を作るための投資なのです。
もちろん、人を増やせばいいわけではありません。
教育し、
成長できる環境を作り、
一人ひとりの価値を高める。
それが、これからの経営者の仕事です。
私は、FCを増やしたいわけではありません。
利益が出続ける飲食店を増やしたい。
そのためには、
大手と同じ戦い方をする必要はありません。
中小飲食店には、中小飲食店にしか作れない価値があります。
それは、人です。
だから私は、機械化時代だからこそ、
人への投資を惜しまない飲食店が、最後に生き残る。
そう信じています。
この記事を書いた人 Wrote this article
新田 敏之 RBR合同会社 統括 / 男性
RBR(Restaurant Business Reform)代表。 鉄板焼きの現場で25年。 これまで数多くの飲食店の立て直しを中心とした経営改善に携わり、売上改善、商品開発、人材育成、オペレーション構築、デリバリー事業の立ち上げなど、現場に入りながら支援を行ってきました。 現在は「ガブ飲み食堂」を運営しながら、主力商品の開発・ソースや商品の卸事業、デリバリーFC事業の展開、そして飲食店の経営改善支援を行っています。 このブログで発信するのは、机上の理論ではありません。 すべて現場で試し、失敗し、改善を繰り返してきた実践知です。 料理だけでは、お店は続きません。 利益が残る仕組み、人が育つ環境、お客様に選ばれ続ける理由。 私は、その「経営」を一人でも多くの飲食人に届けたいと考えています。 飲食店を増やしたいわけではありません。 利益が残る飲食店を、一店舗でも増やしたい。 その想いを胸に、今日も現場で挑戦を続けています。