私はなぜ、食べログと出前館をここまで大切にするのか。

Restaurant Business Reform または 飲食店経営改善ブログ

私はなぜ、食べログと出前館をここまで大切にするのか。
この記事は約 76 分で読めます
目次 Outline

地域で選ばれる飲食店になるための、私の地域密着戦略。

1.嬉しいご報告があります

本日は、皆様へ嬉しいご報告があります。

2026年7月、カフェ&レストラン ガブ飲み食堂は、食べログアクセスランキング(枚方・寝屋川エリア)で第3位となりました。

さらに、2026年8月からは、出前館「デリバリーの名店」にも認定していただきました。

項目内容
食べログアクセスランキング枚方・寝屋川エリア 第3位
出前館デリバリーの名店 認定

この結果は、多くのお客様に支えていただいたからこそ実現できたものです。

いつもご来店くださる皆様、デリバリーをご利用くださる皆様、口コミや写真を投稿してくださる皆様、本当にありがとうございます。

しかし、この記事は「食べログで3位になりました」という報告をしたいわけではありません。

私は現役の飲食店経営者として、なぜ食べログや出前館をここまで重要視しているのか、そして地域で選ばれる飲食店になるために、どのように活用しているのかをお伝えしたいと思っています。

この記事では、

  • 食べログを集客サイトではなく「地域の信頼を育てるメディア」と考える理由
  • 出前館を地域密着戦略の中心に置いている理由
  • 全国どこの飲食店でも再現できる地域ブランディングの考え方

について、実際の経営データと現場の経験を交えながら解説します。

2.でも、本当に伝えたいのは順位ではありません

食べログで枚方・寝屋川エリア第3位になれたことは、本当に嬉しい出来事でした。

ですが、私がこの記事で一番伝えたいのは、順位そのものではありません。

実は、私が目指しているものは、最初からずっと別の場所にあります。

それは、

「地域で一番安心して選ばれる飲食店になること」

です。

食べログの順位は、その結果として付いてくるものでしかありません。


私たちが目指しているゴール

多くの飲食店では、

「ランキングを上げよう」
「口コミを増やそう」
「星を上げよう」

ということが目的になってしまいます。

しかし私は逆です。

順位を目的にすると、お客様ではなく、アルゴリズムを見るようになります。

一方で、お客様を目的にすると、自然と評価は積み上がっていきます。

つまり、

順位を目的にする店安心を目的にする店
ランキングを追いかける✅お客様との信頼を積み重ねる
評価点数ばかり気になる✅「また来たい」を増やす
一時的な施策が増える✅毎日の改善を続ける
数字を追う✅人を追う

私は後者でありたいと思っています。


飲食店は「安心」を売る仕事

飲食店の商品は料理だけではありません。

お客様が本当に買っているのは、

「この店なら大丈夫」

という安心です。

例えば、

  • 店内は清潔か
  • スタッフは笑顔か
  • 料理は安定しているか
  • 子ども連れでも安心できるか
  • 一人でも入りやすいか
  • Googleマップや食べログの写真から雰囲気が伝わるか

こうした小さな積み重ねが、

「この店なら行ってみよう」

という安心につながります。

そして安心があるからこそ、お客様は予約を入れ、家族や友人を連れてきてくださるのです。


食べログ3位は「結果」でしかない

今回のランキングは、確かに嬉しい結果でした。

ですが、

もし順位だけを追いかけていたら、

ここまで来られなかったと思います。

私たちが毎日積み重ねてきたのは、

  • お客様への挨拶
  • 丁寧な接客
  • 清掃
  • 商品改善
  • スタッフ教育
  • Googleマップの情報更新
  • ブログによる情報発信
  • SNSでのお客様とのコミュニケーション

こうした一つひとつの積み重ねです。

順位は、

その努力を市場が評価してくれた結果に過ぎません。


RBRが考える飲食店経営

Restaurant Business Reform(RBR)では、

経営を数字だけで考えません。

もちろん、

売上も利益も大切です。

しかし、その数字を生み出しているのは、

人との信頼関係です。

私はいつもスタッフにこう伝えています。

「数字は追うものではない。お客様を追った結果として付いてくるものだ。」

この考え方は、

店長教育でも、

Googleマップでも、

ブログでも、

ずっと変わりません。

だから私は、

ランキングを見て一喜一憂するより、

今日来店されたお客様が笑顔で帰ってくださったかを大切にしています。


地域で一番「安心して選ばれる店」を目指して

私たちは、

これからもランキングだけを追い続けることはありません。

目指しているのは、

地域で暮らす人が、

「今日はガブ飲み食堂に行こう。」

と迷わず選んでくださる存在になることです。

食べログでも、

Googleマップでも、

SNSでも、

店頭でも、

どこで私たちを見つけても、

「ここなら安心。」

そう思っていただける店をつくり続けたい。

食べログ第3位という結果は、

その長い道のりの途中でいただいた、一つの通過点です。

そして私たちはこれからも、

順位ではなく、信頼を積み上げる経営を続けていきます。

3.今、地域のお客様はどこで店を探すのか

飲食店の集客は、この10年で大きく変わりました。

昔は、お店を知る方法が限られていました。

駅前を歩いて看板を見つける。

ポストに入っていたチラシを見る。

地域情報誌やフリーペーパーを読む。

そうやって「今度行ってみようかな」と考える時代でした。

しかし、現在はまったく違います。

お客様が最初に開くのは、街ではありません。

スマートフォンです。


昔の地域集客と今の地域集客

地域のお客様がお店を探す方法は、次のように変化しました。

看板✅Googleマップ
チラシ✅食べログ
地域情報誌✅Instagram
電話帳・口コミ✅出前館・Uber Eatsなどのデリバリーアプリ
人づての紹介✅SNS・口コミ・検索

つまり、

街の情報は、スマホの中へ移ったのです。


スマホは「地域情報誌」になった

例えば、

「今日はハンバーグが食べたい。」

そう思ったとき、多くの人はどう行動するでしょうか。

まずスマホを開き、

「ハンバーグ 枚方」

「ランチ 枚方」

「定食 近く」

などと検索します。

すると表示されるのは、

  • Googleマップ
  • 食べログ
  • Instagram
  • デリバリーアプリ
  • お店のホームページ

です。

昔のように偶然お店を見つけるのではなく、

検索して比較し、安心できる店を選ぶ。

これが今のお客様の行動です。


お客様は料理を見る前に「店」を見ている

ここで重要なのは、

お客様は料理を注文する前から、お店を評価しているということです。

例えばGoogleマップを見ると、

  • 外観写真
  • 店内写真
  • メニュー写真
  • 口コミ
  • 営業時間
  • 混雑状況
  • 駐車場の有無
  • 接客の評価

など、たくさんの情報が並んでいます。

食べログでは、

  • 料理写真
  • 店内の雰囲気
  • メニュー
  • 利用シーン
  • 口コミ

が確認できます。

Instagramでは、

  • 最新メニュー
  • スタッフの雰囲気
  • 店内の空気感
  • イベント情報

まで見ることができます。

つまり、お客様は店へ行く前から、

「この店なら安心できそうか。」

という判断をしているのです。


飲食店は「発見される店」から「選ばれる店」へ

昔は、

店がそこにあれば、お客様は来店してくれる可能性がありました。

しかし今は違います。

同じ地域にある飲食店が、

スマホの画面の中で並んで比較されます。

その中から、

「ここなら行ってみよう。」

と思っていただかなければ、お客様は来店しません。

つまり現在の飲食店経営では、

発見されるだけでは足りません。

安心して選ばれることが必要なのです。


地域密着店ほど、この変化を理解する必要がある

チェーン店にはテレビCMや知名度があります。

しかし地域密着型の飲食店は違います。

初めて来店されるお客様の多くは、

Googleマップや食べログ、Instagramなどで初めてその店を知ります。

だからこそ、

写真を整え、

口コミに返信し、

営業時間を正確に更新し、

お店の日常を発信することが重要になります。

これは単なる「ネット集客」ではありません。

地域のお客様に、

「この店なら安心して行けそう。」

と思っていただくための活動なのです。


私は「スマホの中の第一印象」を育てている

私は、食べログ3位を目指して毎日仕事をしているわけではありません。

Googleマップも、

食べログも、

Instagramも、

出前館も、

すべて目的は同じです。

地域のお客様がスマホで私たちのお店を見つけた瞬間に、「ここなら安心して行けそう」と感じていただくこと。

今の時代、スマホは単なる検索ツールではありません。

地域情報誌であり、口コミサイトであり、お店の入口でもあります。

だから私は、料理だけではなく、その入口づくりにも本気で取り組んでいます。

4.だから私はGoogleだけでは終わらせない

地域の飲食店にとって、Googleマップは非常に重要です。

今のお客様は、

「枚方 ランチ」

「近くの定食屋」

「ハンバーグ 駐車場あり」

といった言葉で検索し、Googleマップからお店を探します。

だから私は、Googleマップの情報を整えることも、写真を更新することも、口コミへ丁寧に返信することも大切にしています。

しかし、Googleマップだけを育てれば十分かというと、私はそうは考えていません。

なぜなら、お客様はGoogleで一軒のお店を見つけても、その場ですぐに来店を決めるとは限らないからです。

多くのお客様は、そこからさらに比較します。


Googleは「発見の入口」でしかない

例えば、Googleマップで気になる飲食店を見つけたとします。

その後、お客様は別の情報も確認します。

  • 食べログの評価を見る
  • 料理写真を見る
  • メニューと価格を見る
  • 店内の雰囲気を確認する
  • 口コミの内容を読む
  • Instagramで最近の投稿を見る
  • 家族や友人と行きやすい店か考える

つまり、Googleマップはお店を発見する入口ではありますが、来店を決めるための情報すべてを担っているわけではありません。

お客様の行動は、次のように進んでいきます。

Googleで発見する

食べログやInstagramで比較する

写真・メニュー・口コミを確認する

安心できると感じた店を選ぶ

この流れを理解せず、Googleマップだけを更新していても、最後の「選ばれるところ」までお客様を案内できない可能性があります。


お客様は一つの媒体だけで店を決めない

現在のお客様は、私たちが思っている以上に慎重です。

特に、初めて行く地域の飲食店であれば、

「料理は美味しそうか」

「価格は高すぎないか」

「店内は清潔そうか」

「子ども連れでも大丈夫か」

「接客は悪くないか」

「駐車場はあるか」

といった情報を、複数の媒体から集めています。

それぞれの媒体には、異なる役割があります。

媒体お客様が確認すること
Googleマップ場所、営業時間、口コミ、経路、駐車場
食べログ料理写真、メニュー、評価、利用イメージ
Instagram店の最新情報、スタッフ、雰囲気、日常
出前館など商品力、価格、地域での人気、注文のしやすさ
公式サイト・ブログ店の考え方、こだわり、安心材料

一つの媒体だけですべてを伝えることはできません。

だから大切なのは、Googleマップ、食べログ、Instagram、デリバリーサイトなどを別々に考えるのではなく、一つの店を伝えるためのメディアとしてつなげることです。


Googleで期待され、食べログで確認される

Googleマップで美味しそうな料理写真を見つけた。

しかし食べログを開くと、写真が古い。

メニューの価格も違う。

営業時間も更新されていない。

このような状態では、お客様は不安になります。

反対に、

Googleマップでも料理が魅力的に見える。

食べログでもメニューや価格が確認できる。

Instagramでは最近の店内の様子が分かる。

口コミにも丁寧に返信している。

こうして複数の情報が一致すると、

「この店なら大丈夫そうだ。」

という安心が生まれます。

つまり、お客様から見れば、それぞれの媒体は別々ではありません。

すべて同じ店の情報です。

Googleでは良く見えるのに、食べログでは情報が古い。

Instagramは更新されているのに、Googleの営業時間が間違っている。

これでは、お客様の安心を途中で壊してしまいます。


飲食店集客は「点」ではなく「面」で考える

飲食店の集客では、

「Googleマップを頑張ろう」

「Instagramを伸ばそう」

「食べログの順位を上げよう」

と、一つの媒体だけに集中しがちです。

もちろん、それぞれの媒体を育てることは大切です。

しかし、本当に必要なのは、一つひとつを単独で強くすることではありません。

大切なのは、

お客様がどこから店を見ても、同じ安心を感じられる状態を作ることです。

Googleマップで店を知った人が、食べログで不安になる。

Instagramで料理を見た人が、Googleマップで営業時間が分からず離脱する。

出前館で商品を知った人が、実店舗の情報を見つけられない。

こうした小さな断絶が、来店の機会を失わせます。

だから私は、集客を「点」ではなく「面」で考えています。

Googleマップは発見の入口。

食べログは比較と確認。

Instagramは店の空気や最新情報。

出前館は、自宅にいながら商品を体験していただく入口。

それぞれが別の役割を持ちながら、最終的には一つの店舗へつながっています。


Googleだけ育てても足りない理由

Googleマップの閲覧数が増えたとしても、それだけで来店が増えるとは限りません。

お客様が次に見た食べログやInstagramに、判断できるだけの情報がなければ、比較の途中で候補から外れてしまうからです。

重要なのは、検索結果に表示されることではありません。

その先で、

「料理が美味しそう。」

「価格も分かりやすい。」

「店内も安心できそう。」

「この店なら家族を連れて行けそう。」

と思っていただくことです。

つまり、

Googleで見つけてもらうことは集客の始まりであって、ゴールではありません。


私が育てているのは媒体ではなく、店への信頼です

私は、Googleマップだけを強くしたいわけではありません。

食べログの順位だけを上げたいわけでもありません。

Instagramのフォロワー数だけを増やしたいわけでもありません。

私が育てたいのは、

どの媒体から店を見ても、お客様が安心して選べる状態です。

Googleマップで見つける。

食べログで料理や評価を確認する。

Instagramで店の現在を知る。

出前館で自宅から商品を体験する。

そして実際に来店し、店の雰囲気や接客を感じてもらう。

このすべてがつながって、初めて地域のお客様との関係が始まります。

だから私は、Googleだけでは終わらせません。

Googleを入口にしながら、食べログ、Instagram、出前館、公式サイトまで整え、どこから見ても安心して選ばれる店をつくる。

それが、私の考える地域密着型の飲食店集客です。

5.食べログは「予約サイト」ではなく、信頼を育てる場所

食べログというと、多くの飲食店経営者は最初に「予約」を思い浮かべるかもしれません。

予約が何件入ったのか。

ネット予約から何人来店したのか。

予約手数料に見合う売上があったのか。

もちろん、それらも大切な数字です。

しかし私は、食べログを単なる予約サイトとして見ていません。

私が食べログで特に注目しているのは、予約件数よりもアクセス数です。

なぜなら、食べログへのアクセスとは、

地域のお客様が、その店を来店候補として検討してくれた回数

だと考えているからです。


アクセス数は「お店に興味を持ってくれた回数」

食べログのページを開いた人が、全員その日に来店するわけではありません。

ページを見ただけで終わる人もいます。

家族に相談する人もいます。

週末に行こうと考える人もいます。

一度写真を見て、数日後にもう一度確認する人もいます。

そのため、

「アクセスされたのに予約につながらなかった」

と考えると、食べログの価値を小さく見積もってしまいます。

アクセスが発生した時点で、そのお客様は少なくとも一度、

「この店はどうだろう。」

と考えてくれています。

つまり、アクセス数とは単なる閲覧回数ではありません。

地域のお客様から向けられた関心の量です。


お客様は来店前に安心材料を集めている

初めて行く飲食店には、誰でも少なからず不安があります。

料理は本当に美味しいのか。

写真と実物は違わないか。

価格はいくらくらいなのか。

家族で行っても大丈夫なのか。

店内は清潔なのか。

スタッフの対応は悪くないか。

駐車場はあるのか。

営業時間は合っているのか。

お客様は、こうした不安を一つずつ減らしながら、来店する店を決めています。

食べログに掲載されている情報は、その判断を助けるための安心材料になります。

食べログの情報お客様が確認していること
料理写真美味しそうか、量は十分か
メニュー・価格予算に合うか、食べたい料理があるか
口コミ実際に利用した人はどう感じたか
店内写真清潔感や雰囲気はどうか
外観写真入りやすいか、店を見つけられるか
営業時間今日利用できるか
席・設備情報家族、一人、宴会などの目的に合うか
店舗からの発信情報が管理され、営業している店か

これらは、すべて来店前の不安を減らす情報です。

だから私は、食べログを予約のためだけに使うのではなく、お客様が安心して店を選ぶための情報を積み上げる場所だと考えています。


写真は、料理の紹介だけではない

食べログの写真で大切なのは、料理を美味しそうに見せることだけではありません。

料理写真を見たお客様は、

「この値段で、これくらいの量があるのか。」

「子どもでも食べられそうだ。」

「家族でいろいろ頼めそうだ。」

「この定食なら満足できそうだ。」

と、実際に自分が利用する場面を想像します。

店内写真からは、

「席はゆったりしていそうだ。」

「一人でも入りやすそうだ。」

「家族連れでも安心できそうだ。」

と判断します。

外観写真には、

「この場所なら迷わず行けそうだ。」

「駐車場から入りやすそうだ。」

という役割があります。

つまり写真は、単に店をきれいに見せるためのものではありません。

来店後の姿を、お客様に事前に想像していただくための情報なのです。


口コミは点数より「判断材料」として読まれている

飲食店側は、口コミを見ると評価点を気にしがちです。

星がいくつ付いているのか。

悪い口コミが書かれていないか。

平均点が上がったのか、下がったのか。

しかし、お客様が見ているのは点数だけではありません。

口コミの文章を読みながら、

「料理の量が多そうだ。」

「提供が早そうだ。」

「スタッフの接客が丁寧そうだ。」

「子どもを連れて行っても大丈夫そうだ。」

と、自分に合う店かどうかを判断しています。

低い評価が一件あるから、必ず選ばれなくなるわけでもありません。

その口コミに店側がどう向き合っているか。

指摘に対して丁寧に返信しているか。

改善する姿勢が見えるか。

そこまで含めて、お客様は店を見ています。

だから口コミは、単なる点数表ではありません。

店とお客様の関係が記録された場所です。


営業時間やメニューの正確さも信頼になる

料理写真や口コミだけを整えても、基本情報が古ければ安心は壊れます。

営業時間が実際と違う。

定休日が更新されていない。

掲載されているメニューがすでに終了している。

価格が大きく変わっている。

電話番号や店舗情報が間違っている。

こうした小さなズレは、飲食店側には軽い更新漏れに見えるかもしれません。

しかしお客様にとっては、

「この店の情報は信用して大丈夫なのか。」

という不安になります。

反対に、営業時間、メニュー、価格、写真がきちんと更新されていれば、

「この店は普段から情報を管理している。」

という安心につながります。

情報の正確さも、接客や料理と同じく、お店の信頼をつくる一部なのです。


アクセスされる店と、安心して選ばれる店

食べログへのアクセスが増えることは、お店を検討してくださる人が増えたということです。

しかし、アクセスされた後に情報が不足していれば、お客様は別の店へ移ってしまいます。

大切なのは、アクセスを集めるだけではありません。

アクセスしてくださったお客様に、

「食べたい料理がある。」

「価格が分かりやすい。」

「店内も安心できそうだ。」

「口コミを読んでも大丈夫そうだ。」

「この店なら行ってみよう。」

と思っていただくことです。

流れを整理すると、次のようになります。

食べログで店を見つける

写真やメニューを見る

口コミや評価を確認する

営業時間や設備を確認する

不安が減る

来店候補に入る

予約・来店につながる

予約は最後に起きる行動です。

その前には、いくつもの確認と比較があります。

食べログは、その一つひとつに安心材料を提供する場所です。


だから私は、アクセス数を見ている

私は食べログの順位だけを見ているわけではありません。

予約件数だけを見ているわけでもありません。

アクセス数が増えているかを見ています。

それは、自分たちのお店が地域のお客様の選択肢に入れているかを確認するためです。

アクセスが増えているということは、

店の存在が知られ始めている。

料理に興味を持っていただけている。

家族や友人との食事候補に入れていただいている。

そう考えることができます。

もちろん、アクセス数だけで経営はできません。

最終的には、来店していただき、料理や接客に満足していただき、再び利用していただく必要があります。

しかし、検討されなければ来店は始まりません。

だからアクセス数は、売上になる前の大切な兆しです。


食べログで育てるのは、順位ではなく信頼

食べログの順位が上がることは嬉しい。

アクセスが増えることも嬉しい。

ですが、私が本当に育てたいのは数字そのものではありません。

写真を見て安心する。

メニューを見て予算が分かる。

口コミを読んで利用場面を想像できる。

営業時間を確認して、迷わず店へ向かえる。

こうした安心が積み重なった結果として、

「今日はこの店に行こう。」

と選んでいただける。

それが、私にとっての食べログです。

食べログは、予約を取るためだけのサイトではありません。

地域のお客様に店を知っていただき、比較していただき、安心して選んでいただくための信頼を育てる場所です。

だから私は、予約件数だけで食べログの価値を判断しません。

アクセス数を見ます。

写真を整えます。

メニューを更新します。

口コミと向き合います。

正確な営業時間を伝えます。

その積み重ねが、地域で安心して選ばれる店をつくると考えているからです。

6.出前館は配達アプリではなく、地域ブランドを作る場所

私は、Uber Eatsも出前館も利用しています。

どちらも、飲食店の売上をつくり、新しいお客様と出会うための大切なデリバリープラットフォームです。

しかし、その中でも私は、出前館を特に大切にしています。

注文数だけを見ているからではありません。

手数料だけで判断しているわけでもありません。

私が出前館を大切にしている最大の理由は、

店舗の近くで暮らすお客様との接点をつくれるからです。

私にとって出前館は、料理を配達するためだけのアプリではありません。

地域のお客様に店を知っていただき、信頼を積み重ね、将来の来店へつなげていくためのメディアです。

つまり、

出前館は地域ブランドを育てる場所なのです。


出前館の配達範囲が狭いことには意味がある

デリバリーサービスでは、一般的に配達範囲が広いほど多くのお客様へ届けられます。

そのため、

「遠くまで配達できる方が有利だ。」

と考える飲食店経営者も多いと思います。

しかし、私は必ずしもそうは考えていません。

出前館は、店舗を中心とした比較的近い地域のお客様から注文が入ることが多い。

この距離の近さに、大きな価値があります。

注文してくださるお客様が店舗の近くで暮らしているということは、その方が将来、実際に店へ来てくださる可能性があるからです。

今日、出前館で定食を注文してくださったお客様が、次の休日には家族で来店してくださるかもしれません。

職場でデリバリーを利用した方が、今度は友人を連れて夜の食事に来てくださるかもしれません。

子育て中で外食が難しいご家庭が、少し落ち着いたときに店を利用してくださるかもしれません。

配達範囲が狭いことは、商圏が小さいという弱点ではありません。

店舗へ来られる距離にいるお客様へ、先に料理を届けられるという強みです。


Uber Eatsと出前館では、私が期待する役割が違う

私は、Uber Eatsと出前館のどちらが優れているかを決めたいわけではありません。

それぞれに強みがあり、店舗の売上を支えてくれる重要なサービスです。

ただし、私の中では期待する役割が少し違います。

プラットフォーム私が期待する主な役割
Uber Eatsより多くのお客様へ商品を届け、新しい需要を獲得する
出前館店舗周辺のお客様との接点を増やし、地域での認知と信頼を育てる

Uber Eatsには、デリバリー市場の中でより広く商品を知っていただく役割があります。

一方、出前館には、店の近くで暮らすお客様に料理を体験していただき、実店舗の存在を覚えていただく役割を期待しています。

だから私は、出前館の一件を単なる配達売上とは考えません。

その注文の向こう側に、地域で暮らす一人のお客様がいると考えています。


デリバリーのお客様は、未来の来店客

デリバリーでは、お客様と直接会話をする機会がほとんどありません。

アプリに注文が入り、料理を作り、配達員へ渡す。

表面的には、それだけの取引に見えます。

しかし、料理を受け取ったお客様は、その一食を通じて店を評価しています。

料理は美味しかったか。

量は十分だったか。

盛り付けは崩れていなかったか。

商品説明と違いはなかったか。

容器は丁寧に詰められていたか。

注文した商品がすべて入っていたか。

そこで満足していただければ、

「この店の料理を、今度は店舗で食べてみたい。」

と思っていただける可能性があります。

つまり、デリバリーは来店の代わりではありません。

実店舗を知っていただく最初の体験です。

デリバリーのお客様は、未来の来店客です。

そして来店してくださったお客様は、未来の常連になる可能性があります。

流れで考えると、次のようになります。

出前館で店を知る

料理を注文して食べる

商品への安心が生まれる

Googleマップや食べログで実店舗を調べる

家族や友人と来店する

接客や店内の雰囲気を体験する

再来店し、常連になる

私は、一件のデリバリー注文の先に、この長い関係を見ています。


商品の入れ忘れは、どれだけ忙しくても必ず届けに行く

出前館を地域ブランドづくりの場所だと考えるなら、注文を受けて料理を渡すだけでは足りません。

問題が起きたときに、店がどのような対応をするのか。

そこに、その店の本当の姿勢が表れます。

私たちも、どれだけ注意していても、注文商品の入れ忘れを起こしてしまうことがあります。

もちろん、本来は絶対に起こしてはいけないミスです。

伝票を確認する。

商品を読み上げる。

袋詰めした内容を再確認する。

配達員へ渡す前に、もう一度確認する。

まずは、入れ忘れを起こさない仕組みをつくらなければなりません。

しかし、それでも入れ忘れが発生してしまった場合、私たちは、どれだけ厳しいピーク中であっても不足した商品を必ず届けに行きます。

ランチの注文が重なっている。

店内が満席になっている。

デリバリーの伝票が何枚も並んでいる。

スタッフの人数に余裕がない。

そうした状況で一人が店を離れることは、正直に言えば簡単ではありません。

店内の営業は、さらに苦しくなります。

それでも届けます。

なぜなら、

忙しいという事情は、すべて店側の事情だからです。

お客様は、注文した商品がすべて届くことを前提に代金を支払っています。

店が忙しかったかどうか。

注文が集中していたかどうか。

スタッフが足りなかったかどうか。

それは、お客様には関係ありません。


返金だけでは、食事は元に戻らない

入れ忘れが起きたとき、

「アプリから返金を申請してください。」

「不足分の代金を返金します。」

という対応で終わらせることもできます。

金額だけを見れば、それで損失は補填されるかもしれません。

しかし、お客様の食事は元には戻りません。

家族全員で食べるために注文した商品が一つ足りない。

子どもの料理だけが届いていない。

定食のおかずは届いたのに、ご飯が入っていない。

一緒に食べようとしていた家族の一人だけ、料理を待たなければならない。

そのときに壊れているのは、商品の金額だけではありません。

お客様が楽しみにしていた食事の時間そのものです。

だから、返金だけでは十分ではないと私は考えています。

不足した商品を店から持って行く。

直接お詫びする。

最後まで店が責任を持つ。

そこまでやって、ようやく一件の注文への対応が終わります。


地域ブランドは、ミスが起きたときの行動で決まる

店が順調なときに、

「お客様を大切にしています。」

と言うのは簡単です。

本当に姿勢が問われるのは、トラブルが起きたときです。

忙しいから後回しにするのか。

配達員やアプリの問題として処理するのか。

返金だけで終わらせるのか。

それとも、自分たちのミスとして責任を持つのか。

店の対応お客様に伝わる印象
アプリへ対応を任せる✅店は最後まで責任を持ってくれない
返金だけで終わらせる✅お金は戻ったが、食事は壊れたまま
店から商品を届ける✅ミスはあったが、逃げずに対応してくれた
原因を確認し再発防止する✅今後も利用できる店だと感じられる

地域ブランドは、広告費を使えば完成するものではありません。

SNSにきれいな写真を投稿するだけでも作れません。

一件一件の注文へ丁寧に向き合い、問題が起きたときにも逃げずに対応する。

その行動の積み重ねによって、

「この店は信用できる。」

という認識が地域に広がっていきます。

私は、入れ忘れを届けに行くことを特別なサービスだとは考えていません。

自分たちのミスに、自分たちで責任を持っているだけです。

しかし、その当たり前を本当に守れる店が、地域のお客様から長く選ばれるのだと思います。


出前館の注文は、アプリの中だけで終わらない

出前館のお客様は、画面の中にいる匿名の注文者ではありません。

店舗の近くで暮らしている地域のお客様です。

その方は、明日Googleマップで店を調べるかもしれません。

食べログで料理写真や口コミを見るかもしれません。

Instagramで新しいメニューを見つけるかもしれません。

そして次の休日には、家族と一緒に店へ来てくださるかもしれません。

だから一件の注文を、

「デリバリーだから。」

「アプリ経由だから。」

と軽く扱ってはいけません。

デリバリーで雑な仕事をすれば、その印象は実店舗にもつながります。

反対に、デリバリーで丁寧な仕事をすれば、

「店舗にも行ってみたい。」

と思っていただける可能性があります。

出前館での料理、梱包、連絡、トラブル対応。

そのすべてが、実店舗の評価につながっています。


一件の利益ではなく、一人のお客様との関係を見る

デリバリーを一件ごとの利益だけで判断すると、

手数料が高い。

容器代がかかる。

店内営業を圧迫する。

そうした問題ばかりが見えてきます。

もちろん、利益管理は必要です。

赤字になる価格で売り続けてはいけません。

しかし、一件の注文で残る利益だけを見ていると、その先にあるお客様との関係を見失います。

今日のデリバリー注文が、次の来店につながる。

その来店が、再来店につながる。

家族や友人を連れてきてくださる。

地域で店の名前を知る人が増えていく。

その積み重ねによって、店は地域の中に根を張っていきます。

だから私は、一件の注文より、一人のお客様との長い関係を見ています。


出前館で育てているのは、売上だけではない

私は、出前館を単なる配達アプリとして利用しているわけではありません。

店舗の近くに住むお客様に料理を知っていただく。

商品を通じて、最初の安心を届ける。

問題が起きたときには、店が最後まで責任を持つ。

そこから実店舗へ来ていただく。

接客や店内の雰囲気を体験していただく。

そして、何度も通ってくださる常連になっていただく。

この流れをつくるために、出前館を大切にしています。

デリバリーのお客様は、未来の来店客です。

来店客は、未来の常連です。

そして、その関係をつくるのは、派手な広告ではありません。

一件一件の注文へ誠実に向き合う、日々の行動です。

だから私たちは、商品の入れ忘れが起きれば、どれだけ忙しいピーク中でも必ず届けに行きます。

一つの商品を届けに行っているように見えて、実際に守っているものは商品ではありません。

地域のお客様からの信頼です。

私にとって出前館は、料理を運ぶだけの配達アプリではありません。

地域のお客様と出会い、店の姿勢を伝え、長い関係を育てていく場所です。

それが、私の考える出前館を活用した地域ブランドづくりです。

7.全部が一本につながっている

ここまで読んでくださった方は、こんな疑問を持ったかもしれません。

「Googleマップの話をしていたのに、なぜ食べログやInstagram、出前館まで出てくるのだろう。」

その答えは、とてもシンプルです。

私の中では、

全部が一本につながっているからです。

私は、それぞれを別々の集客施策だとは考えていません。

地域のお客様との信頼を積み重ねる、一つの仕組みとして考えています。


地域のお客様は、一つの媒体だけを見ていない

飲食店側は、

「Google担当」

「Instagram担当」

「食べログ担当」

というように媒体を分けて考えがちです。

しかし、お客様はそんな見方をしていません。

お客様から見れば、

全部が同じ一つのお店です。

例えば、こんな流れがあります。

ブログを読む
   ↓

Googleマップで店を見つける
   ↓

食べログで料理や口コミを確認する
   ↓

Instagramで店の雰囲気を見る
   ↓

出前館で料理を注文する
   ↓

実際に来店する
   ↓

口コミを書く
   ↓

Googleマップで次のお客様がその口コミを見る

この流れは、一周して終わりではありません。

新しい口コミが増えることで、またGoogleマップから新しいお客様が店を見つけます。

つまり、

信頼が循環しているのです。


集客ではなく「信頼の循環」を作る

私は、

Googleマップを伸ばしたいわけではありません。

食べログの順位だけを上げたいわけでもありません。

Instagramのフォロワー数だけを増やしたいわけでもありません。

出前館の売上だけを増やしたいわけでもありません。

私が作りたいのは、

地域のお客様との信頼が循環する仕組みです。

それぞれの役割を整理すると、このようになります。

メディア役割
ブログ店の考え方や価値観を伝える
Googleマップ地域のお客様に見つけてもらう
食べログ比較・検討して安心していただく
Instagram店の日常や空気感を伝える
出前館最初の食体験を届ける
実店舗接客・料理・空間で信頼を深める
口コミ次のお客様へ安心を届ける

一つひとつを見ると別のサービスですが、

目的はすべて同じです。

地域のお客様から「この店なら安心」と思っていただくこと。


だから私は順位だけを追わない

Googleマップの順位だけを追う。

食べログの順位だけを追う。

Instagramのフォロワー数だけを追う。

これでは、一つの媒体だけが良くても、どこかで信頼が途切れてしまいます。

例えば、

Googleマップでは魅力的なのに、

食べログの情報が古い。

Instagramは更新されているのに、

出前館の商品写真が古い。

ブログでは理念を語っているのに、

口コミへの返信が雑。

これでは、お客様は違和感を覚えます。

信頼とは、

一つの媒体で作るものではありません。

どこを見ても同じ姿勢が伝わることで生まれるものです。


地域ブランドは、この循環の中で育つ

地域ブランドとは、

テレビCMを流すことでも、

広告費をたくさん使うことでもありません。

地域のお客様が、

店を知る。

料理を食べる。

接客を受ける。

安心する。

口コミを書く。

その口コミを見て、新しいお客様が来店する。

この繰り返しによって、

「この店なら安心。」

という認識が地域に少しずつ広がっていきます。

ブランドとは、一瞬で作るものではありません。

毎日の営業の積み重ねが、ブランドになります。


私は集客ではなく、信頼を設計している

だから私は、

ブログも書きます。

Googleマップも更新します。

食べログの写真も整えます。

Instagramも発信します。

出前館にも力を入れます。

どれか一つだけでは意味がありません。

全部がつながって初めて、一人のお客様との関係が生まれるからです。

私は、この一連の流れを「集客」とは呼びません。

地域で信頼を積み重ねる仕組みだと考えています。

一つひとつの媒体は、そのための入口に過ぎません。

本当に育てているのは、

Googleマップでも、

食べログでも、

Instagramでも、

出前館でもありません。

地域のお客様との信頼です。

8.私は広告ではなく「地域との接点」を増やしている

飲食店の集客というと、最初に広告を思い浮かべる人は多いと思います。

Google広告を出す。

Instagram広告を配信する。

チラシを配る。

クーポンを発行する。

広告を使えば、短期間で多くの人に店を知ってもらうことができます。

私自身も、必要に応じて広告を利用します。

広告そのものを否定するつもりはありません。

新しいメニューを知っていただく。

店舗の存在を広く伝える。

来店のきっかけをつくる。

そうした役割において、広告は非常に有効です。

しかし私は、広告を出すこと自体を集客の中心には置いていません。

なぜなら、広告は人を集めることはできても、それだけでは地域に信頼が残らないからです。


広告は止めれば、表示も止まる

広告には、分かりやすい特徴があります。

予算を使えば表示される。

多くの人に届く。

クリックや来店のきっかけをつくれる。

しかし、広告費を止めれば、多くの場合その露出も止まります。

昨日まで何万人に表示されていた広告が、予算を止めた瞬間から表示されなくなる。

広告で得た注目は、必ずしもそのまま店の資産として残るわけではありません。

もちろん、一度来店してくださったお客様が常連になれば、その関係は残ります。

しかし、広告を見ただけで来店しなかった人との接点は、広告の終了とともに消えてしまうことがあります。

だから私は、広告を「お客様を一時的に集める手段」としてだけ使うのではなく、その先に何を残すのかを考えています。


地域に残る情報は、未来のお客様にも届く

一方で、Googleマップ、食べログ、口コミ、Instagram、ブログなどに積み重ねた情報は、広告とは違う残り方をします。

今日投稿した料理写真が、来月お店を探す人に見られる。

半年前にいただいた口コミが、初めて来店するお客様の安心材料になる。

ブログに書いた店の考え方が、数か月後に検索から読まれる。

Instagramに投稿した店内の雰囲気が、家族で行く店を探している人の判断材料になる。

一度整えた情報が、未来のお客様との接点として働き続けます。

施策主な役割施策終了後
Web広告短期間で認知を広げる予算を止めると表示が減る
チラシ・クーポン来店のきっかけをつくる配布期間が終わると効果も弱くなる
Googleマップ地域検索で店を見つけてもらう写真や口コミが残る
食べログ比較・検討時の安心材料をつくるメニューや口コミが残る
Instagram店の日常や最新情報を伝える過去の投稿も店の雰囲気を伝える
ブログ店の考え方や専門性を伝える検索され続ける可能性がある
口コミ第三者の体験を伝える次のお客様の判断材料として残る

広告は、その瞬間に人を集める力があります。

一方で、Googleマップや食べログ、口コミ、Instagram、ブログは、地域のお客様が店を知り、理解し、安心するための情報資産になります。


私が増やしたいのは、表示回数だけではない

広告を出すと、

表示回数。

クリック数。

動画再生数。

来店数。

さまざまな数字を確認できます。

もちろん、それらの数字も大切です。

しかし、私が本当に増やしたいのは、表示回数だけではありません。

地域のお客様が、

店の名前を見た。

料理写真を見た。

口コミを読んだ。

出前館で注文した。

Instagramの投稿を見た。

実際に来店した。

スタッフと会話した。

家族や友人へ店を紹介した。

こうした一つひとつの接点です。

一回の接点だけで、すぐに来店につながるとは限りません。

Googleマップで店を見つけたけれど、その日は来店しなかった。

Instagramを何度か見た後、数週間後に来店した。

出前館で料理を注文してから、半年後に家族で店を利用した。

そうしたお客様もいます。

だから、今日の接点が今日の売上にならなかったとしても、無駄だとは限りません。

その接点は、未来の来店につながる可能性を持っています。


お客様は、何度も店を見てから選んでいる

地域のお客様は、初めて店名を見た瞬間に必ず来店するわけではありません。

Googleマップで見つける。

Instagramで料理写真を見る。

食べログで口コミを確認する。

出前館で商品を見かける。

家族や知人から店の話を聞く。

こうした接点が重なることで、

「この店、前にも見たことがある。」

「地域でよく知られている店なのかもしれない。」

「一度行ってみよう。」

という気持ちが生まれます。

つまり、地域ブランドは、一度の強い広告だけでつくられるのではありません。

日常の中で何度も店と出会うことによって育っていきます。

私は、その「何度も出会う仕組み」をつくっています。


接点がつながると、信頼に変わる

ただ店名を何度も表示すれば、信頼になるわけではありません。

それぞれの接点で、お客様に安心を渡す必要があります。

Googleマップでは、正確な営業時間や店舗情報を伝える。

食べログでは、料理写真やメニュー、価格を分かりやすくする。

Instagramでは、店内の雰囲気やスタッフの日常を伝える。

出前館では、料理を丁寧に作り、問題があれば最後まで責任を持つ。

実店舗では、料理、接客、清潔感を通じて期待に応える。

口コミには、感謝と改善の姿勢を込めて返信する。

一つひとつの接点で同じ姿勢が伝われば、接点は信頼に変わります。

反対に、

Googleマップの営業時間が間違っている。

食べログのメニューが古い。

Instagramでは良く見えるのに、実際の接客が悪い。

デリバリーで入れ忘れがあっても店が責任を持たない。

このような状態では、接点が増えるほど不信感が広がってしまいます。

だから重要なのは、接点の数だけではありません。

すべての接点で、同じ安心を届けることです。


広告は入口、接点は資産

私は、広告を使わないわけではありません。

ただし、広告だけに頼る経営にはしたくありません。

広告で店を知っていただく。

そこからGoogleマップを見ていただく。

食べログで比較していただく。

Instagramで店の雰囲気を感じていただく。

出前館で料理を体験していただく。

実際に来店していただく。

そして口コミを残していただく。

広告を入口にしながら、その後に地域との接点を残していく。

それが大切だと考えています。

広告費は、その月の費用として消えていきます。

しかし、Googleマップの写真、食べログの情報、Instagramの投稿、ブログの記事、そしてお客様の口コミは、未来のお客様にも見られ続けます。

だから私は、広告費を使って一時的な来店を買うだけではなく、地域に残る情報と関係を積み上げています。


地域との接点は、店を簡単に忘れさせない

地域のお客様が、店を一度見ただけで忘れてしまうのは当然です。

街には多くの飲食店があります。

スマートフォンを開けば、さらに多くの店が表示されます。

その中で選ばれ続けるには、

「知っている。」

「見たことがある。」

「食べたことがある。」

「良くしてもらったことがある。」

という記憶を少しずつ増やしていく必要があります。

Googleマップで名前を知っている。

食べログで写真を見たことがある。

Instagramをフォローしている。

出前館で注文したことがある。

店舗へ行ったことがある。

スタッフと話したことがある。

こうした記憶が重なるほど、店は単なる選択肢ではなくなります。

地域の日常に存在する店になっていきます。


私は地域に残るものを増やしている

広告は、今日のお客様を集める力があります。

地域との接点は、明日以降も選ばれる理由をつくります。

だから私は、広告の効果だけを追いかけません。

Googleマップを整える。

食べログの写真やメニューを更新する。

Instagramで店の日常を発信する。

ブログで飲食店経営や店の考え方を伝える。

出前館で地域のお客様へ料理を届ける。

来店されたお客様と丁寧に向き合う。

口コミへ誠実に返信する。

これらは別々の仕事ではありません。

すべて、

地域のお客様との接点を増やし、その接点を信頼へ変えていく仕事です。

私は、広告を出して一時的に人を集めたいだけではありません。

地域の中で何度も店を見つけていただき、何度も安心を感じていただき、長く利用していただける関係をつくりたい。

そのために増やしているのは、広告の表示回数ではありません。

地域との接点です。

9.この考え方は、全国どこの飲食店でも再現できる

ここまで、

Googleマップ。

食べログ。

Instagram。

出前館。

ブログ。

口コミ。

それぞれを地域のお客様との接点として育てる考え方を書いてきました。

もしかすると、

「これは大阪だからできる話ではないか。」

「人口の多い地域だから成立するのではないか。」

そう感じる方もいるかもしれません。

しかし私は、この考え方は全国どこの飲食店でも再現できると考えています。

都会でも。

地方都市でも。

人口3万人ほどの町でも。

基本となる考え方は変わりません。

なぜなら、地域の飲食店が本当に相手にしているのは、日本全国のお客様ではないからです。

自分の店まで来られる範囲で暮らしているお客様。

その人たちから、安心して選ばれる店になればいいのです。


全国一位を目指す必要はない

地域の飲食店が、全国で一番有名になる必要はありません。

Instagramのフォロワーを何十万人も集める必要もありません。

食べログで全国一位を取る必要もありません。

Google検索で、日本中の飲食店より上に表示される必要もありません。

目指すべき場所は、もっと近くにあります。

それは、

自分の商圏で、一番安心して選ばれる店になることです。

店から車で10分から15分ほどの範囲に住む人。

近くで働いている人。

週末に家族で食事をする人。

自宅でデリバリーを利用する人。

そうした、自分の店を利用する可能性がある地域のお客様から、

「この店なら大丈夫。」

と思っていただければいいのです。

全国では小さな存在でも、地域の中では大きな存在になれます。


都会でも地方でも、お客様が求めるものは同じ

都会と地方では、人口も交通手段も競合店の数も違います。

駅前の店と郊外店では、来店理由も変わります。

しかし、お客様が初めて行く飲食店を選ぶときの基本的な行動は、大きく変わりません。

店の場所を調べる。

営業時間を確認する。

料理写真を見る。

メニューと価格を確認する。

口コミを読む。

店内の雰囲気を想像する。

家族や友人と利用しやすいかを考える。

そして最後に、

「この店なら安心して行けそうだ。」

と感じた店を選びます。

商圏特に確認されやすい情報
都市部・駅前駅からの距離、待ち時間、価格、口コミ
郊外駐車場、席数、家族利用、営業時間
地方都市地域での評判、入りやすさ、メニュー
人口の少ない町店主やスタッフの人柄、知人の口コミ、安心感

地域によって重視される情報は違います。

しかし、最後に求められるものは同じです。

安心して利用できるかどうか。


「安心」は、もともと大手飲食店の強みだった

もともと、大手飲食チェーンの最大の強みは「安心」でした。

誰もが店名を知っている。

価格もだいたい分かる。

料理の内容も想像できる。

店内も一定の清潔さが保たれているだろう。

どの店舗へ行っても、大きく外すことはない。

大手は長い時間をかけて、

「この店なら安心して利用できる」

というブランドを作ってきました。

だから、お客様は初めて入る店舗でも、それほど不安を感じませんでした。

料理を食べる前から、一定の安心が用意されていたのです。


コロナ以降、大手だけが安心を売る時代ではなくなった

しかし、コロナ禍を境に、お客様の店選びは大きく変わりました。

営業時間は正しいか。

現在も営業しているか。

店内は清潔か。

混雑していないか。

料理はどのようなものか。

家族で利用できるか。

実際に利用した人はどう感じているか。

こうした情報を、来店前にスマートフォンで確認することが当たり前になりました。

その確認場所が、

Googleマップ。

食べログ。

Instagram。

公式サイト。

口コミです。

これは中小飲食店にとって、大きな変化でした。

以前は、大手の知名度や看板がなければ作りにくかった安心を、地域の個人店でも情報として伝えられるようになったからです。

料理写真を丁寧に掲載する。

営業時間を正確に更新する。

メニューと価格を分かりやすく伝える。

口コミへ誠実に返信する。

店内の雰囲気やスタッフの姿を発信する。

デリバリーのトラブルにも、店が最後まで責任を持つ。

こうした積み重ねによって、

「知らない店だから不安。」

を、

「この店なら行ってみても大丈夫そうだ。」

へ変えることができます。

コロナ以降、安心は大手だけが持てる武器ではなくなりました。

地域の飲食店でも、自分たちの行動と発信によって作れる時代になったのです。


だからといって、大手が弱くなったわけではない

ここを勘違いしてはいけません。

大手飲食店の安心がなくなったわけではありません。

むしろ大手は、もともとの知名度と安心を持ったうえで、コロナ禍で減った客数を取り戻すために、さまざまな戦略を打ち出しています。

公式アプリ。

会員制度。

クーポン。

モバイルオーダー。

デリバリー。

SNS。

新商品。

期間限定キャンペーン。

ポイント制度。

大手は資金力と組織力を使い、お客様との接点をさらに増やしています。

つまり中小飲食店は、大手が止まっている間に追いつけばいいわけではありません。

大手もまた、安心を土台にしながら進化し続けています。

だからこそ地域の飲食店は、少なくとも

「安心して利用できる店かどうか」

という土台では、大手に引けを取ってはいけません。


安心がなければ、中小飲食店の強みは伝わらない

中小飲食店には、大手には作りにくい価値があります。

店主の顔が見える。

スタッフがお客様の名前や好みを覚える。

地域の行事や生活に合わせた営業ができる。

お客様の声をすぐに商品やサービスへ反映できる。

子ども連れや常連客へ、細かな対応ができる。

料理や接客に、その店らしさを出せる。

しかし、これらの価値は、安心という土台があって初めて伝わります。

営業時間が分からない。

メニューも価格も見えない。

写真が古い。

口コミへの返信がない。

店内の様子も分からない。

デリバリーで問題が起きても、店が責任を持たない。

この状態では、店主の人柄や料理のこだわりを知ってもらう前に、候補から外されてしまいます。

まず安心。

そのうえで、その店にしかない魅力を伝える。

順番はここです。


人口が少ない地域ほど、一人のお客様の影響は大きい

人口の少ない地域では、

「市場が小さいから難しい。」

と思われるかもしれません。

確かに、絶対的なお客様の数は都会より少なくなります。

しかし、商圏が小さいからこその強さもあります。

地域内で口コミが広がりやすい。

知人同士のつながりが強い。

同じ店名を何度も耳にしやすい。

一度信頼されると、家族や友人へ紹介されやすい。

一人のお客様が何度も利用してくださる可能性が高い。

反対に、悪い対応も広がりやすい。

つまり、人口が少ない地域ほど、一人のお客様への対応が店全体の評判へ与える影響は大きくなります。

Googleマップの口コミへ丁寧に返信する。

営業時間を正しく掲載する。

入れ忘れがあれば、自分たちで届けに行く。

来店時に誠実に接する。

こうした一つひとつの行動が、都会以上に強く地域へ伝わることがあります。


地方だからインターネット集客が不要なのではない

地方の飲食店では、

「うちの地域ではInstagramは見られない。」

「Googleマップを整えても意味がない。」

「口コミサイトは都会向けだ。」

と思われることがあります。

しかし、地方のお客様もスマートフォンを使っています。

新しい店を探すとき。

営業時間を確認するとき。

家族で行く店を選ぶとき。

駐車場の有無を調べるとき。

料理写真や口コミを確認するとき。

Googleマップや食べログ、Instagramを利用します。

むしろ地方では、店側から出されている情報が少ないことがあります。

営業時間が分からない。

メニューが掲載されていない。

駐車場があるのか分からない。

最近も営業しているか判断できない。

その中で、正確な情報を出している店があれば、それだけで強い安心材料になります。

都会では、情報発信の量で競争になります。

地方では、

きちんと情報を整えていること自体が競争力になる。

この違いがあります。


再現すべきなのは、使う媒体ではない

すべての飲食店が、まったく同じ媒体を使う必要はありません。

出前館が強い地域もあります。

Uber Eatsが強い地域もあります。

Instagramが有効な商圏もあれば、LINEや地域情報サイトが強い地域もあります。

ブログが検索されやすい業態もあれば、口コミの影響が特に大きい業態もあります。

大切なのは、

「この店もInstagramをやっているから、自分もやる。」

という表面的な真似ではありません。

再現すべきなのは、

地域のお客様との接点を増やし、そのすべてで安心を積み上げるという考え方です。

自分の商圏では、お客様がどこで店を探しているのか。

何を見て店を比較しているのか。

どんな情報がないことを不安に感じているのか。

どの接点から来店へつながっているのか。

そこを考え、自分の地域に合った媒体を選べばいいのです。


必要なのは大きな広告費ではない

この戦略は、大きな広告予算がなければできないものではありません。

必要なのは、毎日の小さな積み重ねです。

接点最低限取り組むこと
Googleマップ営業時間、写真、メニュー、口コミ返信を整える
食べログ料理写真、価格、店舗情報を正確に掲載する
Instagram店の日常や最新情報を継続して伝える
デリバリー商品品質とトラブル対応を徹底する
実店舗料理、接客、清潔感で期待に応える
口コミ感謝と改善の姿勢を丁寧に返す
公式サイト・ブログ店の考え方や強みを言葉として残す

一つひとつは、特別な施策ではありません。

しかし、これを一年、二年、三年と続けることで、地域の中に情報と信頼が積み上がります。

一度の広告で急に有名になるのではありません。

地域のお客様が何度も店を見つけ、

何度も安心を感じ、

少しずつ利用する理由を増やしていく。

その積み重ねが地域ブランドになります。


目指すべきは、自分の商圏で一番信頼される店

全国で一番有名な飲食店になる必要はありません。

大手チェーンと同じ広告費を使う必要もありません。

全国一位の評価を取る必要もありません。

しかし、自分の商圏にいるお客様から、

「この地域で食べるなら、あの店なら安心。」

と思っていただく必要はあります。

料理を食べたいとき。

家族で外食したいとき。

友人を連れて行く店を探すとき。

デリバリーを注文したいとき。

そのたびに思い出していただける。

Googleマップで見ても安心できる。

食べログで比較しても不安がない。

Instagramで現在の店の様子が分かる。

デリバリーを利用しても、店が最後まで責任を持つ。

実際に来店すれば、料理と接客で期待に応える。

この状態を作ることが、地域で継続するために欠かせない戦略です。

都会でも。

地方でも。

人口3万人の町でも。

商圏の大きさは違っても、やるべきことは変わりません。

まず、大手にも引けを取らない安心を作る。

そのうえで、

大手には作りにくい、人の温かさや地域との関係を積み重ねる。

全国一位を目指す必要はありません。

自分の商圏で、一番安心して選ばれる店を目指せばいい。

この考え方こそ、全国どこの飲食店でも再現できる地域密着型の経営戦略だと私は考えています。

10.まとめ

食べログ3位も。

出前館の「デリバリーの名店」も。

私にとっては、ゴールではありません。

もちろん、評価していただけたことは嬉しいです。

店を見つけてくださる方が増えたことも、地域のお客様に選んでいただけたことも、素直にありがたいと思っています。

しかし、順位や称号は結果でしかありません。

私が本当に積み上げたいのは、

地域のお客様との信頼です。


Googleマップも、食べログも、出前館も目的ではない

Googleマップ。

食べログ。

出前館。

Instagram。

ブログ。

飲食店経営では、それぞれが別の集客施策として語られます。

しかし、私の中では別々ではありません。

すべて、

地域のお客様とつながるためのメディアです。

Googleマップでは、店を見つけていただく。

食べログでは、料理や価格、口コミを見て安心していただく。

Instagramでは、店の日常やスタッフの雰囲気を伝える。

出前館では、実際の料理を地域のお客様へ届ける。

ブログでは、私たちがどのような考えで店を経営しているのかを伝える。

そして実際に来店していただき、料理や接客を通じて信頼を深める。

その体験が口コミになり、次のお客様の安心材料になる。

全部が一本につながっています。


地域で愛される店は、一日では作れない

広告を出せば、一時的に多くの人へ店を知っていただくことはできます。

クーポンを出せば、短期間で来店客を増やすこともできます。

しかし、地域のお客様から長く愛される店は、一度の広告では作れません。

一人のお客様へ丁寧に接する。

一件の注文へ責任を持つ。

一つの口コミへ誠実に返信する。

一枚の写真で、店の魅力を正しく伝える。

営業時間やメニューを、いつでも正確な状態にしておく。

入れ忘れを起こしてしまえば、どれだけ忙しくても届けに行く。

こうした小さな行動を、毎日積み重ねるしかありません。


順位は変わっても、積み上げた信頼は残る

食べログの順位は、これから上がることもあれば、下がることもあるでしょう。

デリバリーの売上も、月によって変わります。

Instagramの閲覧数や、Googleマップの表示回数も一定ではありません。

しかし、そこで出会ったお客様との関係は、数字だけでは測れません。

一度デリバリーを利用してくださった方が、後日家族と来店してくださる。

初めて来店された方が、何度も通う常連になってくださる。

その常連のお客様が、友人や家族へ店を紹介してくださる。

こうして店は、少しずつ地域の中へ根を張っていきます。

私は、短期的な順位よりも、この積み重ねの方がはるかに強いと考えています。


地域の名店は、地域のお客様が作る

自分たちで、

「地域の名店です。」

と名乗ったところで、本当の名店にはなれません。

名店かどうかを決めるのは、店側ではありません。

何度も利用してくださるお客様。

家族や友人を連れてきてくださるお客様。

口コミを書いてくださるお客様。

「この店なら安心。」

と地域で話してくださるお客様です。

だから私は、順位を取ることよりも、一人のお客様との関係を大切にします。

アクセス数の向こう側にいる人を見る。

注文番号の向こう側にいる家族を見る。

口コミの点数だけではなく、そこに書かれた体験を見る。

数字を見ることは大切です。

しかし、その数字を作っているのは、すべて人です。


私が作りたいのは、安心して選ばれ続ける店

全国一位を目指す必要はありません。

大手チェーンと同じ広告費を使う必要もありません。

しかし、自分の商圏にいるお客様から、

「この地域で食事をするなら、あの店なら安心。」

と思っていただける店である必要はあります。

Googleマップを見ても安心できる。

食べログで比較しても不安がない。

Instagramを見れば、今の店の様子が分かる。

出前館で注文しても、最後まで責任を持ってくれる。

実際に来店すれば、料理と接客で期待に応えてくれる。

私は、そんな店を作りたいと思っています。

食べログ3位も。

出前館の「デリバリーの名店」も。

その道の途中でいただいた評価です。

ゴールではありません。

私が本当に積み上げたいのは、

地域のお客様との信頼です。

一人のお客様。

一つの口コミ。

一枚の写真。

一件の注文。

一回の来店。

その積み重ねが、やがて地域の中に、

「あの店なら安心。」

という記憶を作っていく。

そして、その記憶が何年も積み重なったとき、初めて店は地域に欠かせない存在になります。

私は、それが本当の意味での

「地域の名店」

だと考えています。

この記事を書いた人 Wrote this article

新田 敏之

新田 敏之 RBR合同会社 統括 / 男性

RBR(Restaurant Business Reform)代表。 鉄板焼きの現場で25年。 これまで数多くの飲食店の立て直しを中心とした経営改善に携わり、売上改善、商品開発、人材育成、オペレーション構築、デリバリー事業の立ち上げなど、現場に入りながら支援を行ってきました。 現在は「ガブ飲み食堂」を運営しながら、主力商品の開発・ソースや商品の卸事業、デリバリーFC事業の展開、そして飲食店の経営改善支援を行っています。 このブログで発信するのは、机上の理論ではありません。 すべて現場で試し、失敗し、改善を繰り返してきた実践知です。 料理だけでは、お店は続きません。 利益が残る仕組み、人が育つ環境、お客様に選ばれ続ける理由。 私は、その「経営」を一人でも多くの飲食人に届けたいと考えています。 飲食店を増やしたいわけではありません。 利益が残る飲食店を、一店舗でも増やしたい。 その想いを胸に、今日も現場で挑戦を続けています。