飲食業界を変えたい。RBRが生まれた理由。

Restaurant Business Reform または 飲食店経営改善ブログ

飲食業界を変えたい。RBRが生まれた理由。
この記事は約 34 分で読めます

~利益だけではなく、人が育つ飲食業界を目指して~

1.はじめに

「なぜRBRを立ち上げたのですか?」

最近、そんな質問をいただく機会が増えてきました。

飲食店を経営していると、

「これから店舗をどんどん増やしていくんですか?」

「フランチャイズ展開が目標なんですか?」

そんなふうに聞かれることも少なくありません。

確かに、会社を立ち上げる理由としては自然な考え方だと思います。

店舗を増やす。

売上を伸ばす。

会社を大きくする。

経営者であれば、そうした目標を掲げることは決して悪いことではありません。

しかし、RBRが目指しているものは少し違います。

もちろん、利益は大切です。

会社が利益を出さなければ、スタッフを守ることも、新しい挑戦を続けることもできません。

だから利益を否定するつもりはありません。

ですが、利益はあくまでも目的を実現するための手段です。

私たちが本当に実現したいのは、飲食業界そのものを、もっと魅力ある業界へ変えていくこと。

私は25年以上、この業界で働いてきました。

現場にも立ち、店長も経験し、経営者として数字とも向き合い、多くの成功も失敗も経験してきました。

その中で感じ続けてきたことがあります。

飲食という仕事は、本来とても素晴らしい仕事です。

料理で人を笑顔にできる。

接客で誰かの一日を少しだけ幸せにできる。

家族の記念日や、大切な人との時間を支えることもできる。

こんなにも人の人生に寄り添える仕事は、そう多くありません。

それなのに、世間から聞こえてくるのは、

「飲食はきつい。」

「休めない。」

「給料が安い。」

「辞める人が多い。」

そんなイメージばかりです。

私は、その現実が悔しかった。

飲食業界は、本来もっと誇れる仕事のはずです。

働く人が笑顔で、お客様も笑顔になれる。

そんな当たり前のことが、当たり前に実現できる業界であってほしい。

そのために何ができるのか。

何年も考え続けた答えが、RBRという会社でした。

RBRは、飲食店を増やすためだけの会社ではありません。

フランチャイズを広げるためだけの会社でもありません。

飲食業界を少しでも良くしたい。

その想いを形にするために、生まれた会社です。

そして、このブログでは、その想いだけではなく、現場で実際に試し、失敗し、改善してきた経験を、一つひとつ発信していきたいと思っています。

2.飲食業界に感じていた違和感

私は25年以上、飲食業界で働いてきました。

現場で料理を作り、接客をし、店長として店を任され、経営者として数字と向き合い、多くの成功も失敗も経験してきました。

だからこそ、この業界の素晴らしさも知っています。

料理を通じて人を笑顔にできる。

家族の記念日を支えることができる。

何気ない一日の食事を、少しだけ特別な時間に変えることができる。

飲食業は、人の人生に寄り添える、本当に素晴らしい仕事です。

しかし、その一方で、ずっと感じ続けてきた違和感がありました。

それは、多くの人が業界の問題を「仕方がない」で終わらせてしまうことです。


「人手不足だから仕方ない。」

「飲食店は離職率が高いもの。」

「休めないのが当たり前。」

「利益が出ないのが普通。」

こうした言葉は、飲食業界では当たり前のように使われています。

もちろん、現場が厳しいことは私も十分理解しています。

原材料費は上がり続けています。

人件費も年々増えています。

求人を出しても、人はなかなか集まりません。

個人店や中小企業であれば、大手企業のように十分な資金を使って教育や人員配置を行うことも簡単ではありません。

だからこそ、「仕方がない」と考えてしまう気持ちもよく分かります。

私自身、何度もそう思ったことがあります。


しかし、ある時から考えるようになりました。

本当に、それだけが原因なのだろうか。

人手不足だから、人が辞めるのでしょうか。

利益が出ないから、人が育たないのでしょうか。

私は違うと思っています。

もちろん、それらも原因の一つではあります。

ですが、それ以上に大きな問題があると感じています。

それは、

「人が育つ環境」を作ろうとしてこなかったことです。


飲食店では、

新人が入れば仕事だけを教える。

忙しいから、とにかく目の前の営業を回す。

マニュアルを渡して、「覚えてね」で終わる。

気が付けば、その人は作業は覚えていても、飲食という仕事の面白さや、お客様を喜ばせる楽しさを知る前に辞めてしまう。

そんな光景を、私は何度も見てきました。

もちろん、現場に余裕がないことも理由でしょう。

しかし、それを「飲食だから仕方ない」で終わらせてしまえば、何も変わりません。


私は、この業界には優秀な人材がいないとは思っていません。

むしろ、その逆です。

素晴らしい可能性を持った人は、たくさんいます。

ただ、その力を伸ばせる環境が少ない。

だから、人が辞める。

経験が積み上がらない。

また人手不足になる。

そして、さらに教育する時間がなくなる。

この悪循環を、業界全体が何十年も繰り返してきたように感じています。


私は、この流れを変えたい。

「飲食はきつい仕事だから。」

そんな言葉で片付けられる業界ではなく、

「飲食って面白い。」

「飲食で働いて良かった。」

そう思える人を、一人でも増やしたい。

そのためには、人を責めるのではなく、環境を変えなければいけない。

私はそう考えています。

だからRBRは、お店の売上だけを追いかける会社ではありません。

飲食人が育つ環境を、本気で作ろうとしている会社なのです。

3.飲食店は「人」が商品である

飲食店というと、多くの人は「料理を売る仕事」だと思っています。

もちろん、それは間違いではありません。

美味しい料理を作ることは、飲食店にとって欠かせない仕事です。

しかし、私は25年以上この業界で働いてきて、あることを確信するようになりました。

お客様は、料理だけを食べに来ているわけではない。

料理を楽しみながら、その店で過ごす時間そのものを買いに来ているのです。


例えば、同じハンバーグを食べたとしても、

笑顔で迎えてもらえたお店と、

無言で料理だけが運ばれてきたお店では、

受ける印象はまったく違います。

料理の味が同じだったとしても、

また行きたいと思う店と、

もう十分だと思う店に分かれてしまいます。

その違いを生み出しているのは、料理ではありません。

そこで働く「人」です。


お客様は、スタッフの笑顔を見ています。

挨拶の仕方を見ています。

料理を運ぶ姿勢を見ています。

困っている時に気付いてくれるかを見ています。

店内の空気が温かいかどうかも感じています。

それら一つひとつは小さなことかもしれません。

しかし、その小さな積み重ねが、「また来たい」という気持ちを生み出します。

つまり、お客様がリピーターになる理由は、料理だけではないのです。


私は、大手飲食チェーンが強い理由の一つも、ここにあると考えています。

大手は料理だけが優れているから選ばれているわけではありません。

どの店舗へ行っても、

安心できる。

居心地が良い。

接客が安定している。

そんな「体験」を提供できる仕組みを作っています。

だから、お客様は安心してお店を選ぶことができます。


では、資金力で劣る個人店や中小飲食店は、大手に勝てないのでしょうか。

私は、そうは思いません。

むしろ、個人店だからこそできることがあります。

一人ひとりのお客様を覚えること。

会話を楽しむこと。

料理に想いを乗せること。

地域に愛される空気を作ること。

こうしたことは、マニュアルだけでは決して作れません。

そして、それを生み出せるのも、やはり「人」です。


だから私は、

飲食店にとって一番大切なのは、厨房設備でもありません。

広告でもありません。

立地だけでもありません。

人です。

働く人が成長し、

仕事に誇りを持ち、

お客様を心から喜ばせたいと思える。

そんな環境があって初めて、お店は本当の意味で強くなります。


RBRが目指しているのは、料理だけが美味しい飲食店ではありません。

「この人に会いに来たくなる店」

そんな飲食店を、一店舗でも多く増やしていきたい。

それが、私たちが「飲食店は人が商品である」と考える理由です。

4.それでも、人が大切にされていない

ここまで私は、飲食店にとって一番大切なのは「人」であるとお伝えしてきました。

では、現実の飲食業界はどうでしょうか。

残念ながら、多くの現場では「人が一番大切」と言いながら、その人を大切にできていない場面を数え切れないほど見てきました。

もちろん、それは誰か一人が悪いという話ではありません。

現場には現場の事情があります。

慢性的な人手不足。

利益を確保しなければならない経営。

突然の欠勤。

求人を出しても応募が来ない現実。

毎日営業を続けるだけでも精一杯というお店は、決して珍しくありません。

だからこそ、多くのお店は目の前の営業を優先せざるを得なくなります。


新人スタッフが入る。

本来なら、お客様への想いや仕事の意味を伝えたい。

接客の楽しさも知ってほしい。

料理を作る理由も理解してほしい。

しかし現実は違います。

「これを覚えて。」

「次はこれ。」

「忙しいから見て覚えて。」

気が付けば、教えているのは仕事の手順ばかりです。


料理も、

接客も、

清掃も、

発注も、

すべて「作業」として教えられていく。

もちろん、作業を覚えることは必要です。

ですが、それだけでは飲食人は育ちません。

なぜその挨拶をするのか。

なぜその一言がお客様を笑顔にするのか。

なぜ料理を丁寧に盛り付けるのか。

そうした「意味」を学ぶ機会がないまま、毎日の営業だけが過ぎていきます。


その結果、業界全体が少しずつ変わってしまいました。

本来育てたかったのは、お客様を喜ばせることにやりがいを感じる「飲食人」です。

しかし現実には、

決められた仕事だけをこなす「作業員」を増やしてしまっている。

私は、この状態こそが飲食業界の一番大きな課題だと思っています。


もちろん、現場で働くスタッフを責めたいわけではありません。

店長を責めたいわけでもありません。

経営者を責めたいわけでもありません。

みんな一生懸命です。

ただ、一生懸命だからこそ、目の前の営業に追われ、本当に大切なことを考える余裕を失ってしまう。

その繰り返しが、今の飲食業界を作ってしまったのではないでしょうか。


だから私は、「もっと教育をしよう」と言いたいのではありません。

研修を増やせとも思っていません。

マニュアルを厚くすれば解決するとも考えていません。

もっと根本から変えなければいけないものがあります。

それは、人を育てる方法ではなく、

人が育つ環境そのものです。

だからRBRは、「教育」を中心に考える会社ではありません。

飲食人が自然と育っていく環境をつくること。

それこそが、私たちが本当に取り組みたい改革なのです。

5.飲食人を育てるな。飲食人になれる環境を作れ。

ここまで、私は飲食業界が抱える課題についてお話ししてきました。

では、その課題をどうすれば解決できるのでしょうか。

私がたどり着いた答えは、とてもシンプルです。

人を変えようとしてはいけない。

変えるべきなのは、人ではなく「環境」です。


私はよく、

「飲食人を育てるな。飲食人になれる環境を作れ。」

という言葉を使います。

初めて聞くと、「教育は必要ないと言いたいのですか?」と驚かれることがあります。

もちろん、そんなことはありません。

料理の技術は教えなければ身に付きません。

包丁の使い方も、調理方法も、接客の基本も、数字の見方も、経験者が伝えていくべき大切な技術です。

知識や技術は、人から人へ教えることができます。

しかし、それだけでは本当の飲食人にはなれません。


思いやり。

ホスピタリティ。

仕事への誇り。

仲間を助けようとする気持ち。

お客様を笑顔にしたいという想い。

こうしたものは、「教えたから身に付く」というものではありません。

「もっと笑顔で。」

「もっと気を遣って。」

「お客様を大切にしなさい。」

そう命令したところで、本当の意味で心が動くことはありません。

なぜなら、人の行動は、言葉だけでは変わらないからです。


人は、自分が置かれた環境から多くのことを学びます。

先輩がお客様を大切にしていれば、その姿を見て学びます。

店長がスタッフを大切にしていれば、その姿勢がチームに広がります。

失敗を責めるのではなく、一緒に改善する文化があれば、人は挑戦することを恐れなくなります。

誰かが困っていたら自然と手を差し伸べる。

お客様のために一歩先を考えて動く。

そんな空気が当たり前になっている職場では、特別な教育をしなくても、人は少しずつ変わっていきます。

つまり、人を育てるのはマニュアルではありません。

毎日の職場の空気です。


だから私は、「教育の量」を増やそうとは考えていません。

マニュアルを厚くしたいとも思っていません。

本当に必要なのは、飲食人が育ちやすい環境を設計することです。

働く人が安心して挑戦できる環境。

仲間と支え合える環境。

仕事に誇りを持てる環境。

お客様から「ありがとう」と言われる喜びを感じられる環境。

そうした環境が整えば、人は自分から成長し始めます。


RBRが目指しているのは、優秀なスタッフを集める会社ではありません。

一部の才能ある人だけが活躍できる会社でもありません。

普通の人が、普通に働く中で、気が付けば飲食人へと成長している。

そんな環境を、一店舗でも多くつくることです。

私は、それこそが飲食業界を変える一番の近道だと信じています。

だからRBRは、「人を育てる会社」ではありません。

飲食人になれる環境をつくる会社です。

6.机上の空論は発信しない

世の中には、飲食店経営について書かれた本や記事がたくさんあります。

SNSでも、「売上を伸ばす方法」や「繁盛店の作り方」が毎日のように発信されています。

もちろん、その中には参考になるものも数多くあります。

しかし、私はいつも一つだけ気になることがありました。

「それ、本当に現場で試した結果ですか?」

ということです。


飲食店経営には、絶対的な正解はありません。

ある店で成功した方法が、別の店でも成功するとは限りません。

立地も違う。

客層も違う。

スタッフも違う。

店舗規模も違う。

だからこそ、本当に価値があるのは、机の上で考えた理論ではなく、現場で何度も試し、改善し続けた経験だと私は考えています。


RBRには実店舗があります。

私たちは毎日、お客様を迎えています。

毎日、スタッフと向き合っています。

毎日、売上と利益を確認しています。

広告も運用します。

商品も開発します。

人件費も管理します。

Googleマップも、食べログも、SNSも、自分たちで改善を繰り返しています。

つまり、私たちが発信している内容は、すべて今この瞬間も現場で実践していることなのです。


もちろん、失敗もたくさんあります。

新商品が思うように売れないこともあります。

広告費だけが増えてしまうこともあります。

スタッフ教育で悩む日もあります。

お客様から厳しいご意見をいただくこともあります。

飲食店経営は、成功よりも失敗の方が多い仕事かもしれません。

しかし、私たちは失敗を隠しません。

なぜなら、失敗の中にこそ、本当に価値のある学びがあるからです。


私は、このブログを「成功体験を自慢する場所」にはしたくありません。

現場でうまくいかなかったことも書きます。

改善するために何を考えたのかも書きます。

数字がどう変化したのかも公開します。

そして、その結果まで責任を持って伝えていきます。

それが、現場を持つ会社としての責任だと思っています。


RBRが発信するのは、誰かから聞いた話ではありません。

本で読んだ知識だけでもありません。

自分たちで挑戦し、失敗し、改善し、結果が出るまでやり続けた経験です。

だから、このブログには成功談だけでなく、迷ったことも、苦しかったことも、そのまま残していきます。

それが、これから飲食店を経営する人や、今まさに現場で悩んでいる人の、本当の力になると信じているからです。


私たちが届けたいのは、「こうすれば必ず成功する」という魔法の答えではありません。

現場で考え、行動し、改善し続けることの大切さです。

その積み重ねこそが、お店を強くし、人を育て、飲食業界を変えていく。

私は、そう信じています。

7.売れる商品を作るな。売れる理由を作れ。

飲食店を始めると、多くの人が最初に考えるのは料理です。

もっと美味しくできないか。

もっと原価をかけられないか。

もっと映える盛り付けにできないか。

もちろん、それはとても大切なことです。

料理は飲食店の中心であり、お客様に満足していただくために欠かせない存在です。

しかし、私は長年この業界で経営を続ける中で、一つの結論にたどり着きました。

美味しい料理だけでは、お店は繁盛しません。


少し厳しい言い方をすれば、美味しい料理を作れるお店は世の中にたくさんあります。

だから、お客様は「美味しい」という理由だけでは、その店を選び続けません。

「また行こう。」

そう思っていただける理由が必要なのです。

私は、その理由を「売れる理由」と呼んでいます。


例えば、料理がおいしいことも売れる理由の一つです。

しかし、それだけではありません。

価格に納得感がある。

入りやすい外観になっている。

店内が清潔で居心地が良い。

スタッフが笑顔で迎えてくれる。

料理が熱々で提供される。

注文しやすいメニューになっている。

Googleマップの口コミが充実している。

食べログで安心感を持ってもらえる。

Instagramでお店の雰囲気が伝わる。

広告が新しいお客様との出会いを作ってくれる。

こうした一つひとつが積み重なって、お客様は来店を決めています。

つまり、飲食店の売上は、一つの要素だけで生まれているわけではありません。


私はいつも、

飲食店は総合点の商売

だと考えています。

料理だけ100点でも、

接客が40点なら、お客様は離れてしまいます。

接客が素晴らしくても、

商品が分かりにくければ選ばれません。

広告だけ成功しても、

店内で満足していただけなければ、リピーターは増えません。

飲食店は、それぞれの要素がお互いに支え合うことで初めて強いお店になります。


だからRBRでは、料理だけを改善することはありません。

料理を変えるなら、価格も考えます。

価格を変えるなら、商品の見せ方も考えます。

新商品を作るなら、広告の打ち出し方も考えます。

広告を出すなら、お客様を迎える店内の状態まで考えます。

一つの改善が、次の改善へつながる。

そんな経営を目指しています。


私は「売れる商品を作る」ことよりも、

**「売れる理由を設計する」**ことの方が、はるかに重要だと思っています。

商品は真似できます。

価格も真似できます。

キャンペーンも真似できます。

しかし、お客様が「この店が好きだ」と感じる理由は、簡単には真似できません。

それは、お店全体が積み重ねてきた価値だからです。


だからRBRは、料理だけを教える会社ではありません。

広告だけを教える会社でもありません。

接客だけを教える会社でもありません。

私たちが目指しているのは、

「また来たい」と思われる理由を、一つひとつ設計できる飲食店を増やすことです。

その積み重ねが、お客様から選ばれ続けるお店をつくり、利益が残り、人が育ち、地域に愛される飲食店へとつながっていく。

それが、RBRが考える「売れる理由を作る」ということなのです。

8.RBRが目指す未来

ここまで読んでいただいた方なら、もうお気づきかもしれません。

RBRは、飲食店を経営することだけを目的にした会社ではありません。

コンサルティングを売るためだけの会社でもありません。

フランチャイズを増やすことだけを目標にしている会社でもありません。

私たちには、もっと大きな目標があります。

それは、

飲食業界の未来を、少しでも良い方向へ変えていくことです。


もちろん、売上は大切です。

利益も必要です。

利益がなければ、スタッフを守ることもできません。

新しい挑戦もできません。

会社を続けることさえできなくなります。

だから私たちは、利益を軽視することはありません。

しかし、利益だけを追いかける会社にはなりたくありません。

売上だけを追いかける会社にもなりたくありません。

数字は目的ではなく、より良い飲食店をつくるための結果だと考えています。


私たちが本当に増やしたいのは、

働く人が誇りを持てるお店です。

朝、「今日も仕事に行きたい」と思える職場。

仲間と支え合いながら成長できる環境。

お客様から「ありがとう」と言われる喜びを感じられる毎日。

そんな職場が増えれば、飲食業界のイメージは必ず変わると信じています。


そして、お客様にとっても、

「また来たい。」

「この店に来ると元気になれる。」

「この人たちに会いたい。」

そう思っていただけるお店を増やしたい。

料理がおいしいことはもちろん大切です。

しかし、それ以上に、

人の温かさや、お店の空気が、お客様の心に残る飲食店を増やしていきたいのです。


さらに、そのお店が地域に愛される存在になれば、

街が元気になります。

地域の人が集まります。

働く人が育ちます。

新しい挑戦が生まれます。

飲食店は、ただ食事をする場所ではありません。

地域の人と人をつなぎ、街に活気を生み出す存在でもあります。

だからこそ、一店舗の変化には、そのお店だけでは終わらない価値があると私は考えています。


RBRが目指しているのは、大きな会社になることではありません。

業界で一番有名になることでもありません。

一店舗ずつ、働く人を大切にする飲食店を増やしていくこと。

一店舗ずつ、お客様に愛される飲食店を増やしていくこと。

その一歩一歩の積み重ねが、やがて飲食業界全体の未来を変えていく。

私は、本気でそう信じています。


だからRBRは、今日も現場に立ちます。

料理を作り、お客様を迎え、失敗を繰り返しながら改善を続けます。

その経験を、このブログを通して一人でも多くの飲食人へ届けていきたい。

飲食業界は、まだまだ良くできる。

その可能性を信じて、私たちはこれからも挑戦を続けます。

9.このブログで発信していくこと

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

ここまでお伝えしてきたことは、RBRという会社が大切にしている考え方です。

そして、この考え方を、理念だけで終わらせるつもりはありません。

私は、「良いことを言うだけ」のブログは作りたくないと思っています。

読んだ人が、

「明日から一つやってみよう。」

そう思えるような、現場で役立つ情報を発信していきたい。

それが、このブログの役割です。


このブログでは、

飲食店経営。

商品開発。

接客・ホスピタリティ。

人材育成。

人件費管理。

デリバリー戦略。

マーケティング。

Googleマップや食べログを活用した集客。

フランチャイズ運営。

店舗改善。

そして、現場で起こる日々の課題まで。

飲食店経営に関わるあらゆるテーマを、実際の経験をもとに発信していきます。


もちろん、成功した話だけを書くつもりはありません。

私は、失敗こそが一番価値のある教材だと思っています。

新商品が売れなかった理由。

広告が思うような結果にならなかった理由。

人材育成で悩んだこと。

お客様から厳しいご意見をいただいたこと。

数字を見直して改善したこと。

こうした失敗や試行錯誤も、そのまま発信していきます。

なぜなら、成功だけを見ても、本当の経営は学べないからです。


さらに、このブログでは、できる限り「感覚」で話をしません。

売上。

利益。

人件費。

広告費。

リピート率。

客単価。

レビュー。

アクセス数。

実際に現場で積み上げてきた数字や実例をもとに、「なぜその判断をしたのか」「結果としてどう変わったのか」をできる限り具体的にお伝えしていきます。

飲食店経営は、感覚も大切です。

しかし、感覚だけでは再現できません。

だからこそ、数字と経験の両方を大切にした情報発信を続けていきたいと考えています。


このブログは、私たちの成功を見せる場所ではありません。

飲食店で働く人。

これから独立を目指す人。

今、経営に悩んでいる人。

そんな方々と、一緒に学び、一緒に成長していく場所にしたいと思っています。


RBRは、現場で挑戦し続けます。

そして、その挑戦から得た経験を、このブログを通してすべて共有していきます。

一つの記事が、一人の飲食人の考え方を変える。

その積み重ねが、一店舗を変え、地域を変え、やがて飲食業界全体を変えていく。

私は、本気でそう信じています。

だから、このブログは今日から始まります。

しかし、本当の意味では、ここがスタートではありません。

ここから、RBRと一緒に飲食業界の未来を考えていきましょう。

10.まとめ

RBRは、飲食店を増やすために生まれた会社ではありません。

コンサルティングを売るために生まれた会社でもありません。

フランチャイズを広げることだけを目的にした会社でもありません。

私たちが本当に目指しているのは、

飲食業界を、働く人にとっても、お客様にとっても、もっと魅力ある業界へ変えていくこと。

その想いが、RBRの原点です。


この業界には、まだまだ大きな可能性があります。

料理で人を笑顔にできる。

接客で誰かの一日を明るくできる。

仲間と一緒に、一つのお店を育てていく喜びがある。

飲食業は、本来とても誇りの持てる仕事です。

だから私は、その価値をもう一度、多くの人に伝えていきたいと思っています。


もちろん、私たちもまだ道の途中です。

毎日失敗します。

思い通りにいかないこともあります。

新しい挑戦が成功するとは限りません。

だからこそ、現場に立ち続けます。

考え続けます。

改善し続けます。

そして、その過程を、このブログで包み隠さず発信していきます。


飲食店経営に、絶対の正解はありません。

しかし、現場には必ず「ヒント」があります。

一つの失敗が、次の成功につながることもあります。

一つの改善が、お店の未来を大きく変えることもあります。

私は、その積み重ねこそが、飲食業界を良くしていく力になると信じています。


もし、この記事を読んで、

「飲食業界をもっと良くしたい。」

「もっとお客様に喜ばれる店を作りたい。」

「働く人が誇りを持てる環境を作りたい。」

そう思っていただけたなら、とても嬉しく思います。

これからも、このブログでは現場で得た経験と学びを、一つひとつ発信していきます。

その情報が、あなたのお店や、あなた自身の成長につながれば、これ以上嬉しいことはありません。


飲食業界は、まだまだ変えられる。

私は、本気でそう信じています。

そして、その挑戦は、一社だけでは成し遂げられません。

現場で働く一人ひとり。

店長。

経営者。

これから飲食業界を目指す人。

みんなで少しずつ前へ進んでいくことで、この業界はもっと素晴らしい場所になるはずです。

飲食業界を変えたい。

その想いから、RBRは生まれました。

そして、その挑戦は、今日も現場から続いています。

この記事を書いた人 Wrote this article

新田 敏之

新田 敏之 RBR合同会社 統括 / 男性

RBR(Restaurant Business Reform)代表。 鉄板焼きの現場で25年。 これまで数多くの飲食店の立て直しを中心とした経営改善に携わり、売上改善、商品開発、人材育成、オペレーション構築、デリバリー事業の立ち上げなど、現場に入りながら支援を行ってきました。 現在は「ガブ飲み食堂」を運営しながら、主力商品の開発・ソースや商品の卸事業、デリバリーFC事業の展開、そして飲食店の経営改善支援を行っています。 このブログで発信するのは、机上の理論ではありません。 すべて現場で試し、失敗し、改善を繰り返してきた実践知です。 料理だけでは、お店は続きません。 利益が残る仕組み、人が育つ環境、お客様に選ばれ続ける理由。 私は、その「経営」を一人でも多くの飲食人に届けたいと考えています。 飲食店を増やしたいわけではありません。 利益が残る飲食店を、一店舗でも増やしたい。 その想いを胸に、今日も現場で挑戦を続けています。